2004年10月アーカイブ

PAGE ONE by JOE HENDERSON (1963)

2004年10月24日 23:47 | JAZZ

さてさて、マイナー・サックス・アルバム第4弾。今回は、ジョー・ヘンダーソンの初リーダーアルバムにして彼最大の人気アルバム「ページ・ワン」です。このアルバムの一番の売りは、1曲目、先輩ケニー・ドーハムが書いた「ブルー・ボッサ」。哀愁を帯びたメロディアスなテーマが魅力のこの曲は、ドーハムのトリッキーなペットのソロに続き、彼のコルトレーンに影響を受けつつもうねるようなフレージングと独特のブレス・コントロールでドラマティックに盛り上がります。

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JUJU by Wayne Shorter (1964)

2004年10月24日 23:46 | JAZZ

マイナー・サックス・アルバム第3弾。今回は、ウェイン・ショーターの「JUJU」です。58年に本格的に音楽活動を始めた彼は、59年にはアート・ブレイキー率いるジャス・メッセンジャーズに加入、サックスだけでなく音楽監督としての才能も発揮し始めます。いわゆる3管メッセンジャーズを、ファンキーからモードへと変身させます。そんな彼を見初めたのが、当時モードに突入していたマイルス。黄金のクインテットで60年代を席巻します。71年には新たなマイルストーンを求め、ウェザー・リポートを結成、15年にわたりシーンをリードするとともに、70年代後半には知る人ぞ知るVSOPクインテットを結成しました。

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FILIPPA BGIORDANO (1999)

2004年10月24日 21:07 | POPS

秋のドライブのお供の2枚の目は、フィリッパ・ジョルダーノのデビューアルバムです。「これって某大手レコード店のクラシックNo.1だったのでは?」とお思いの方は、かなりのクラシック通。でも、彼女は本来はポップス歌手なのです。もちろん、幅広いポピュラーというジャンルの中で、クラシックよりであることは確かで、「ポップ・ソプラノ」などと呼ばれています。世紀末の、人々の多くが癒しを求めたいた時に、彗星のごとく現れた21世紀の歌姫。彼女は1974年のバレンタインデーにシチリア島のパレルモで生まれました。幼い頃はバレエに情熱を燃やしていたそうですが、13歳で音楽に目覚め、ホイットニー・ヒューストンやマドンナに夢中だったそうです。「アメリカ一国という歌の世界に、「歌の国」イタリアならではのポップソングを伝えたい。」そう思った彼女を見出したのが、デビッド・フォスターであり、エンリコ・モリコーネだったのです。オペラのアリアというのは本来、マイクのない舞台で、そのもてるパフォーマンスを最大限発揮しなければならないのですが、彼女の場合は、はじめからマイクありきとし、マイクを通して如何に美しくメロディを聞かせ、如何に明瞭にその歌詞を伝えるかと、通のクラシックファンの中には異論を唱える方もおられると思いますが、まあそう固いことはいわずに、とにかく彼女の天使のような歌声に和んでみてください。

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AMPLIFIED HEART by EVERYTHING BUT THE GIRL (1994)

2004年10月23日 21:30 | POPS

秋は空気がとても澄んでます。空気が澄んでる時は、アコースティックな音楽がいいですよね。喧騒とお祭り騒ぎの夏は、夜空を焦がす閃光と火薬の匂いとともに終わり、穏やかに流れるときの中で本を読んだり、一人静かに沈み行く夕日を眺めて過ごしたり。ああ、でも澄んだ空の下で、のんびりドライブもいいですよね。当てもなく彷徨うような。では、ドライブのお供に最適な、アコースティックなアルバムを何枚かご紹介しましょうか!

まずは、最近の私のドライブのお供、10年も前のアルバムですが・・・「AMPLIFIED HEART」というと、日本語に直訳すれば、「電気的に増幅された心」とでもなるのでしょうか?全10曲のラブソングでは、主人公は恋に傷つき、あるいは誰かと心を通わせることが出来ず、思い出の中に迷い、不安におびえています。そんな「傷つき疲れた心を覗いてみれば・・・」というようなことでしょうか?

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SUBCONSCIOUS-LEE by Lee Konitz (1949-50)

2004年10月20日 05:56 | JAZZ

「秋の大サックス祭り」はまだまだ続きますが、この辺でちょっとポピュラリティをはずして、コアでマニアックなシリーズへ。

太平洋戦争が連合軍の勝利に終わった頃、ニューヨークでレコード店を営んでいた一人のジャズファンがいましたとさ。で、彼の名前はボブ・ワインストック。そうです、かれこそがプレステージ・レーベルの創始者です。そして、時は49年、初めてプレステージとして録音されたのが、当時ポスト・ビ・バップとして人気の出始めていた「クール・ジャズ」。選ばれたメンバーは、クール・ジャズの代名詞でもある盲目の白人ピアニストのレニー・トリスターノとその門下生の、リー・コニッツ、ワーン・マーシュ達でした。プレステージ第一弾であり、またクール・ジャズの代表作であるこのアルバムはこうして世に送り出されたのです。

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SONNY STITT,BUD POWELL J.J.JOHNSON (1949-50)

2004年10月20日 00:59 | JAZZ

さてさて、マイナーアルバム第2弾(?)今回はソニー・スティットのアルバムです。実はこの人、結構不幸な星の下に生まれたのです。というのは、彼は師と仰ぐチャーリー・パーカーの3歳下になるのですが、まずはもちろん音色やフレーズが似ている、そしておまけに顔が似ている。そんなこんなで、「アナザー・バード」などといわれた彼は、パーカー自身からはとても大事にされ、初競演では「君は本当に俺のサウンドとそっくりだね」、また死の床にある彼からは「もうすぐ王国の鍵は君に渡すからな」とまで言われてしまった。でも、本人は結構悩んでいたりして、アルトをテナーに持ち替えて、彼の亜流であるというレッテルはがしに躍起になったりする。このアルバムは、もちろんパーカー生前の年に録音されたもので、まだまだ筆頭弟子として張り切っていた頃のものです。

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4,5 and 6 by Jackie Mclean (1956)

2004年10月19日 22:59 | JAZZ

今回は、以前「秋だ、ピアノだ」でもご紹介した、ジャッキー・マクリーンです。マルのアルバムでご紹介したマクリーンは、切なさの3乗みたいなサックスを聞かせてくれましたし、クール・ストラッティンでは、ちょっとのりのりなハードな一面を見せてくれましたが、本来彼の奏でる音は、ちょっとテンポがあやしかったり、音がずれたり、はっきり言って「上手い」とはいえないものです。もちろん、時代の申し子であり、当然のごとくハードバップの洗礼を受けた、個性溢れるハード・バッパーのひとりです。

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Now's the time by The Quartet Of Charlie Parker (1952-53)

2004年10月19日 22:58 | JAZZ

秋です、サックスですは、もういいですか?ああーやってきました、はい、チャーリー・パーカーです。はいはい。パーカーといえば、ガレスピーとともに、40年代に吹き荒れたビ・バップの嵐の創始者として、あるいは「サックスの巨人」としてJAZZの歴史に燦然とその名を残す名プレイヤーです。アルト・サックスのもつ表現力の豊かさ、スケールの大きさ、そして個人に内在するエネルギーをアドリブ(インプロビゼーション)という手法で表現し、これを芸術の域にまで高めた「時代の先駆者」でした。もし、パーカーがこの世に存在しなかったら・・・いつの時代もそうであるように、おそらくJAZZという獣は、ハードバップという怪獣になり、モードやフリー、そして70年代のクロスオーバーという歴史をやはりトレースしたことでしょう。しかし、彼の存在により、変化のエネルギーは一気に満ち、そしてその影響圏からしても、また少し違った方向への展開になったような気もします

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Meets The Rhythm Section by Art Pepper (1957)

2004年10月19日 00:09 | JAZZ

1957年1月17日、いきなり彼はたたき起こされ、何も聞かされないままロスのとあるスタジオに連れて行かれました。彼の名前はアート・ペッパー。2年前、薬物使用の服役を終え出所したばかりの彼が、どんな前夜を過ごしたは定かではありません。濃いコーヒーに薄目を開けた彼の目に前にいたのは、当時西海岸を演奏旅行中のマイルスバンドの面々。レッド・ガーランド、ポール・チェンバース、そしてフィリー・ジョー。半月ほどまともに演奏もしていなくて、サックスも調子が悪かったというペッパーに火をつけたのは、この他流試合の相手、今をときめく「リズム・セクション」だったのです。(と、かなり勝手な想像も入っていますが・・・)

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SOMETHI' ELSE by Cannonball Adderley (1958)

2004年10月19日 00:07 | JAZZ

「秋です、「枯葉」です、サムシン・エルスです。」と、JAZZファンにはもう説明の余地も無い名盤中の名盤。別名「泣く子も黙るブルーノート1595」というやつです。C・アダレイのリーダーアルバムですが、実質はM・デイビスのアルバムだということも有名な話。で、一曲目の「枯葉」です。数多い同曲名演の中でも傑出の演奏。マイルスおとくいの指鳴らしから始まるこの曲が素晴らしいのは、マラソンセッションを終え、バップからモードへの変化を見せはじめたマイルスと、同じくバップからファンキーへと変貌しつつあったキャノンボールのその変化の過程の織りなす一瞬の美しさではないかと思うのです。すでにモードへの移行を終えたマイルスが、アダレイのリーダーアルバムであることを尊重してインコードでの演奏に終始しつつも、音の狭間に埋め込まれた彼のリリシズム。そして、マイルスからアダレイへの絶妙なタイミングの受け渡し。世の中のものは、我々も含めて全て変化の中にあります。何かが何かに変わる、その瞬間の美しさの交錯と微妙なバランス。季節の変わり目を知らせるように、色づき舞い落ちる枯葉。そんな彼らの歴史を刻んでいるから、余計その美しさが際立つのでしょう。

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秋の出会い。

2004年10月16日 01:15 | 今日の一休み

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春は出会いの季節。そして秋は別れの季節?いえいえ、出会いはいつも、そこかしこにあるものです。道すがらで見つけた小さな出会い。名残の暖かさの中で、いつくしむような出会いが、貴方にもありますか?

Ballads by John Coltrane Quartet (1962)

2004年10月16日 01:09 | JAZZ

その昔(っていつだったか覚えてないけれど)、三菱自動車と言う自動車メーカーがあって(いまでもありまーす!)、ギャランというシリーズに4ドアのシグマと2ドアのラムダという車がありましたとさ!で、当時流行っていた「スペシャリティカー」なる市場に投入されたラムダ(建築建材ではありません!)の TVCMで夜の都市高速を滑るように走る車のバックで流れていた曲が、このアルバムの1曲目の「SAY IT (Over and Over Again)」(なんて素敵なフレーズなのでしょう!)でした。聞き様によってはとってもとっても軟派な曲なのですが、この曲を酒のつまみにするか、何度でも聞きたい誰かの言葉を持っている人なのかで、JAZZに対するスタンスも変わってこようと言うものです。(ほんとかよ!)

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SAXOPHONE COLOSSUS by Sonny Rollins (1956)

2004年10月16日 00:34 | JAZZ

「秋はやっぱりサックスの響きですよね・・・」

   「ありゃ?秋はピアノじゃなかったのかい?」

「秋になるとね、木の葉がはらはら舞い落ちるでしょ!これはピアノの調べ。」

   「あいよ、そいで?」

「でもね、白いうろこ雲が赤く染まって行き、薄暮に解けてゆく、これってサックスなんですよね!」

   「でさ、白樺の林を抜ける秋風は、トランペットとか何とか言う話かい?もしかして・・・」

「・・・(やばっ!ばればれ・・・)」

   「要はさ、おめえJAZZが好きなんだろ?えっ?正直に言ってみろよ!」

「ワ、ワタシハジャスガスキデス・・・」

   「う、宇宙人サン、こんばんわ!」(すいません、おちが見つかりませんm(__)m )

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シューマッハ、皇帝の凱旋。復帰2戦目弟ラルフが2位でフィニッシュ。2004 鈴鹿GP

2004年10月15日 00:09 | F1 & Cars & Bike

2004年10月10日、16万人もの大観衆が集まった三重県の鈴鹿サーキットで第17戦日本GPが開催されました。これほどまでの観衆のお目当ては、躍進著しい佐藤琢磨のもしやの表彰台の最高位。結果は、赤い皇帝ミハエル・シューマッハが圧倒的な強さを見せつけ1位、予選でフロントローを獲得した弟ラルフ・シューマッハが2位に入り、3位は佐藤のチームメイトのバトンが入り、期待の佐藤も大健闘4位でフィニッシュしました。

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ピョートル・チャイコフスキー 交響曲第5番 ホ短調 作品64(1888年)

2004年10月14日 23:16 | CLASSICS

久しぶりの5番シリーズの第4回目、今日はチャイコフスキーです。実は彼の「運命交響曲」はこの曲ではなく、その前の第4交響曲だと言われています。第4交響曲を作曲した1977年当時、有名なフォン・メック未亡人からの支援を受けることになり、経済的な心配をしないで作曲に専念できるようになりました。ところが同じ頃彼は、アントニーナ・ミリューコヴァという(写真で見る限りとてもチャーミングな)女性から強引な求婚を受け、結婚はするものの式から20 日後には「殺人的な心理的葛藤からの逃避行」に出てしまいます。その後、凍てつくモスクワ川に入って自殺を図るなど、その結婚は惨憺たる結果に終わります。そんな霹靂の季節に彼が自らの運命に向かって作曲したのが第4交響曲だったのです。

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なんとか心と秋の空・・・

2004年10月12日 22:04 | 今日の一休み

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仕事の合間にふと見上げた夕焼け空は秋でした!台風一過、しっかり秋空になりましたねぇ。おとといの鈴鹿の空にはもくっと入道雲があったのに、今日はきれいなうろこ雲。戦いの合間に、ふーっと空でも見上げれば、しなやかな雲に誘われて、穏やかな気持ちに慣れるかも・・・

穏やかなある日

2004年10月12日 02:46 | 今日の一休み

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穏やかな水面に遊ぶ水鳥と散歩のおじさんが、なにやらお話しています。台風のことなのか、パリーグ12球団のことなのか、はたまたワールドカップアジア予選のことなのか・・・いずれにしても廻りの時間はゆっくり流れていました。せめてお休みの一日くらいは、こんな時間を過ごしたいものですよね!

スポーツ(観戦)の秋だ!その2

2004年10月12日 00:03 | 今日の一休み

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で、とにもかくにも勝ちました。歓喜に沸くレフトスタンドの模様です。なんたって中日ファンと比べると、今年はこんな日は半年で20日間近く少ないのですから、そりゃ喜びもひとしおです。来年はどうなるかな?

スポーツ(観戦)の秋だ!

2004年10月11日 23:37 | 今日の一休み

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というわけで、久しぶりにごひいきの永川が好投(?)する最下位決定戦です。新井ちゃんのソロホームランの1点を守り抜き、残塁の山をもろともせず、がらがらの内野席も気にせず(カープにとっては)強敵ベイスターズに互角の勝負を挑んだのでした!

芸術の秋です!

2004年10月11日 23:30 | 今日の一休み

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ということで、千駄ヶ谷にある「国立能楽堂」に能・狂言を鑑賞にいってきました。演目は、「能 景清」「狂言 仏師」「能 砧」「能 船弁慶」。中ではもちろん写真撮影禁止ですから、建物外観だけのご紹介です。皆さんもそれぞれの秋を迎えてくださいね。

BRILLIANT CORNERS by Thelonious Monk (1956)

2004年10月 6日 00:53 | JAZZ

ここ数枚のピアニストシリーズは、いわゆる「非パウエル派」が多かったのですが、そのなかでも、数多くのミュージシャンに影響を与え、またマイルスの演奏などでも有名な「ラウンド・アバウト・ミッドナイト」などの作者でもあるセロニアス・モンクをご紹介しましょう。ああ、最近どこかの美術館で盗まれたと言う「ムンク」とは関係ありませんよ、念のため・・・

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LEFT ALONE by Mal Waldron (1960)

2004年10月 6日 00:16 | JAZZ

さてさて、まだまだ当分続きそうなこの企画(?)ですが、今度はちょっと泣かせるお話にまつわるアルバムをご紹介します。かつてJAZZ喫茶では、赤面しながらもリクエストした(こんな経験お持ちの方も多いのでは?)マル・ウォルドロンの「レフト・アローン」です。

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CONCERT BY THE SEA by Erroll Garner (1955)

2004年10月 5日 23:42 | JAZZ

今日は小雨模様。春雨は濡れて参っても、秋雨は濡れると風邪引いちゃいます。一雨ごとに、秋は深まります。引き続き、ピアノの秋に・・・まずは、Another taste of Jazzで・・・

以前お話したように、JAZZピアニストって、結構「パウエル派」って呼ばれる人が多いんですよね。その呼び方がいいかどうかは別にして、なかなか聴いただけで誰かって特定しにくい、そういう楽器でもあるんだと思うのです、ピアノって。で、今回ご案内するエロール・ガーナーは、明らかに他の誰でもない、彼独特のものを持ってる、いわゆるワン&オンリーなピアニストです。ただ、ある意味、一般的ないわゆるジャズ・ピアノの雰囲気を期待している方には、なじみにくい音かもしえませんが・・・

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