4,5 and 6 by Jackie Mclean (1956)

2004年10月19日 22:59 | JAZZ | コメント(0)

今回は、以前「秋だ、ピアノだ」でもご紹介した、ジャッキー・マクリーンです。マルのアルバムでご紹介したマクリーンは、切なさの3乗みたいなサックスを聞かせてくれましたし、クール・ストラッティンでは、ちょっとのりのりなハードな一面を見せてくれましたが、本来彼の奏でる音は、ちょっとテンポがあやしかったり、音がずれたり、はっきり言って「上手い」とはいえないものです。もちろん、時代の申し子であり、当然のごとくハードバップの洗礼を受けた、個性溢れるハード・バッパーのひとりです。


4,5 and 6 by Jackie Mclean (1956)
今回は、以前「秋だ、ピアノだ」でもご紹介した、ジャッキー・マクリーンです。マルのアルバムでご紹介したマクリーンは、切なさの3乗みたいなサックスを聞かせてくれましたし、クール・ストラッティンでは、ちょっとのりのりなハードな一面を見せてくれましたが、本来彼の奏でる音は、ちょっとテンポがあやしかったり、音がずれたり、はっきり言って「上手い」とはいえないものです。もちろん、時代の申し子であり、当然のごとくハードバップの洗礼を受けた、個性溢れるハード・バッパーのひとりです。

パーカーに憧れ、パーカーを追い続け、パーカーになれなかった、そんな彼の最大の特徴は、テナーのようにくすんだアルトの音色にあります。この音色やフレーズが心地よいと思い始めると、あなたも引き返せないマクリーンの罠に落ちてしまっています。苦笑いしながら、冗談だろ?っていいながら話すのは1曲目の「センチメンタル・ジャーニー」。5曲目はスタンダード・ナンバーの「When I fall in love」ですが、決してただのロマンティックな演奏ではなく(この曲で1番好きなのは、カーメン・マクレーの歌物ですが・・・)、いやー、やっぱマクリーンの恋ってなんか違うよね、っていうか濃いかな?って感じです。(おやじギャグですいません)

このアルバムはタイトルどおり1管から3管までそろった、幕の内弁当みたいなアルバムなのですが、メンバーはドナルド・バード、ハンク・モブレーの2管に、マルのピアノ、ベースはダグ・ワトキンス、ドラムスはアート・テイラーというハードバップの面々。若干24歳のマクリーンの、若さ溢れるアルバム。ちょっと人とは違う、「センチメンタルな旅」に出てみたい方にお勧めの一枚です。

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