「ゆるやかに、たおやかに・・・打ち寄せる波のごとく・・・」

2005年8月19日 00:05 | COLUMN

2 TRUMPETS by ART FARMER / DONALD BYRD (1956)

今日も打合せで、午前・午後外出。夕方戻っては社内で打ち合わせ。デスクワークは溜まりっぱなしです。デスクワークといってもたいしたことは出来ないので、偉そうには言えないのですが・・・

ところで今夜は、人間というのはつくづくアナログな動物だなというお話。いえこれは別に人間に限ったことではなく、全ての動植物にいえることなのでしょうが。アナログかデジタルかという比較論、2元論的な話は以前はよくありましたが、最近はめっきり聞かなくなりました。私がお話したいのはそういうたいそうなお話ではなく、アナログ波形といいますか、人とか人間の触れ合いって、ぐわんと上がったらまたふわーんとさがる、そういうアナログな波をもった、ちょうど打ち寄せる波を波打ち際で見ているようなものなのだということです。デジタルだと、途中の話はとりあえずなくて、打ち寄せているかひいてるかという、まるでフラッシュバック状態。でも、現実の出来事は決してそうじゃないなと。波の音を聞くと、不思議と落ち着いたりするのですが、あれがもし満ちた状態から引いた状態にスイッチさえるだけでしたら、心地よい波の音もしないはず。人の心もそういうものでしょうねぇ。みんな元気なときもあれば、弱ってるときもあるわけで、弱ってるときには助け合ったり、元気なときには弱った誰かに分けてあげる。厳しいビジネスの世界の中でも、そういった揺るぎたるぎを忘れないでいたいものです。

今夜のBGMは、先日に引き続きファーマーのアルバム。今回は、新鋭ドナルド・バードとのトランペット2管、そしてマクリーンのアルトを加えた3管アルバム。リズム隊はといえば、渋ーいバリー・ハリスのピアノにブレイキー道場出身のワトキンスのベースにアート・テイラーの太鼓。折りしもハード・バップ全盛の頃ではあります。きつめタイトなリズムの上を、ちょっと大人の物静かさを織り込んで、それでもバップ魂は忘れない。マイルス門下の中ではブライトなファーマーとブラウニー派(?)の中ではややマイルドなバードの結果よく似通ったトーンの2本のハード・バップなラッパに、マクリーンの独特の音色のアルトが絡みつきます。お勧めは、6曲目の"ROUND MIDNIGHT"。タイトルから想像するような、軍隊行進曲集みたいなものではなく、結構しっとりと聴けるなかなかのアルバムです。

2トランペッツ
アート・ファーマー&ドナルド・バード

ユニバーサル ミュージック クラシック
2008-05-21
Amazon.co.jp ランキング: 65860位

おすすめ平均:5
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