2006.01.05

COLUMN

「下克上、きたる!」

PECKIN' TIME by Hank Mobley (1958)

明けて2日目。午前中は諸問題の対応、午後から県外出張でした。お客さまには、年明け早々にお時間をいただき、ありがとうございました。どうかよろしくお願いいたします。その足で別のお客さまを訪問、メールの代わりに担当営業がお邪魔しました。(笑)帰社して今年最初の営業会議。例会なら不要です。創造的な会議を持つべく準備のこと。(怒!)うちはクリエイティブが売り物の会社(のはず)。TOPが現実的過ぎるのでしょうか? はい、私のことです。またまた反省。上期のまとめなどを少しやって退社しました。

今日の某経済新聞の記事から。主要(大)企業のTOPの今年の経営方針を3つのキーワードにまとめると、「好機」(Chance)「スピード」(Speed)「責任」(Responsibility)、あわせて「CSR」だそうです。バブル崩壊以降の景気後退時期と比べれば、確かに前向きなあるいは攻めの言葉が並んではいますが、今更の感はぬぐえません。3つの言葉からマーケットや競争環境を裏返して定義してみると、「ダイナミックにあるいはドラスティックにかつ高速で変化する外部環境に対し、規律や倫理を守りつつ自社をフィットさせる。」ということでしょうか? 「なーんだ、中小企業なら当たり前のことだんべ!」と安心してはいけません。大企業が、私たち中小企業が標榜する、いえ私たちにはそのくらいしか取り得のない方向へと舵を切っているのです。ああ、いよいよまさしく「戦国乱世」ですねぇ。大小善悪入り乱れての、総力戦です。社長、あなたは「光秀」?「秀吉」? それとも「家康」ですか? 大手を迎え撃つ準備はOKですか?

過日、TVでは「函館五稜郭」が陥落しましたが、せめて自らが設定したドメインは死守し、あわよくば戦略目標としたターゲットは、なんとしても手中にしたいものです。って、こんなことを書くから、「ワンダーの社長は戦中派?」などといわれるのですよね。いえいえ、単に闘争本能が強い、つまりは動物とか怪獣に近いだけなのです・・・トホホ。(ガオーッ!)

今夜もモブレイ、「PECKIN' TIME」です。もう、ハードバップむんむんムレムレ。ラッパがリー・モーガン、ピアノはウィントン・ケリー。パンパーンのモーガン、コロコロコロリンのケリーとの相性も抜群。ハードにバップしてます、グルーブしてます。6曲中4曲がモブレーの自作。(+2曲は不要な別テイク)スピード感ありーの、タメのあるスローありーの、なかなかの名演です。思うにモブレーはマイルスバンドでは何じゃこりゃだったのですが、ケリーのピアノとの相性はなかなかのものです。お勧めはラストの「GIT-GO BLUES」。リード・マイルスのジャケットもかっこよいです。ハード・バッパーご用達の一枚。

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