2006.04.18

COLUMN

「トホホ社長は不調ぎみ」

CANDY by Lee Morgan (1957)

今日は朝から、パソコンの導入設置でした。今回は計6台。といっても、私は体が弱いので(ついでに言うと頭も!)実作業は技術開発Gの若きエースたち。二人ともてきぱきと作業を進め、予定より数時間短縮して、無事本日の第一フェーズの導入完了しました。早く帰りすぎて、部長に不審がられるほど。いえいえ、早く終わらせないとソリューション事業部からの振り替えが怖いので・・・

帰社してからは、相変わらずの見積もりやら企画やら。ふと隣を見ると部長がデスク上をきれいさっぱりお片づけしている。ん、いいなあ。私はとりあえず、機能していなかった「既決」「未決」トレーだけ整理。実は朝からちょっと風邪気味でして、葛根湯やパブロンを飲んでの執務。昨日G会でお姉さまに「顔色悪いよ〜!」って言われたのは、そういう理由だったかも知れません。一応「すっぴんだから・・・」とその時は答えたのですが・・・というわけで、今日は(も!)早仕舞いの、風邪気味なトホホ社長でした。今日は頭が全然回っていないので、いつものトホホ話はお預けにします。

でもBGMはやります。実は今夜から相当期間、トランペッターが続きます。といっても二人なのですが・・・まずは3枚所有のリー・モーガンの「CANDY」から。リー・モーガン、1938年フィラデルフィア生まれ。15歳の時に自らのバンドを持って活躍いた彼がニューヨークに出てきて、ガレスピー楽団に参加したのは若干18歳の時。その翌年に録音されたブルーノート4作目のワンホーン・アルバムがこれです。デビュー以来彼を育てたのは、実はコンポーザーで有名なベニー・ゴルソン。このアルバム録音の後、二人は揃ってジャズ・メッセンジャーズに加入し、かの泣く子も黙る「モーニン」と相成るのです。モーガンは、若くしてこの世を去ったブラウニーの再来と言われていました。そのブライトンな音色は確かにトランペッターのメインストリームではありますが、正統というよりはその若さゆえ、ピュアな青さと危うさの同居した、独特の音色&フレーズなのです。んーそこがまたぐーなのですが・・・ピアノにソニー・クラーク、ダグ・ワトキンスのベースにアート・テイラーの太鼓。20歳そこそこの彼がここまで堂々と、しかもオリジナリティある演奏を聞かせてくれるのは、このリズム隊の強力なサポートも一員でしょう。ワンホーンということで、モーガンのきらめく音色を聞くにはもってこいのアルバムです。しかし、足、長いんだよねー彼。

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ここで視聴できますよ!

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