「臨機応変な戦略もある」

2006年5月 8日 20:46 | F1 & Cars & Bike

THE MUSINGS OF MILES (1955)

大型連休が終わりました。月曜はいつもの社内清掃に朝礼、運営会議。今日の朝礼の御題は「マナー」。狙い通り、ほとんどの社員さんが「ルール」あるいは「モラル」との対比を考えていました。よく出来ました。長い休み明けということで、あれやこれやと調整業務に書類作成。いいニュースに悪いニュースと、こちらもいつもどおり。いずれにしても「誠意」を尽くすことですね!

夕べF1ヨーロッパGPを見ていたせいで、今日は睡眠不足。TVが終わったあともなかなか寝付けず、時計は3時を指している。その後も浅い眠りが続いて・・・やはりリズムは壊すといろいろととばっちりがありますね。

レースのほうは、昨日もなかなか見ごたえがありました。前回のサンマリノGP同様、シューマッハとアロンソの一騎打ち、そしてピットストップをからめた戦略の差し合い。結果はシューマッハが1位、アロンソが2位、3位にはフェラーリのマッサが入り、フェラーリは1,3位フィニッシュ。22台中9台がリタイアという近年珍しいサバイバルレースではありましたが、BSを含めたフェラーリのパッケージングの絶対優位を感じました。来週は舞台をスペインはカタロニアに移しての第6戦。このままフェラーリの優位は崩れないのか、それともアロンソ&ルノー勢がつばぜり合いを制するのか、今から楽しみです。

「戦略」といえば、しっかりと事前に計画し準備し、粛々と実行するというイメージがどうしてもありますが、「経営戦略」においてもミンツバーグが言っている通り、「臨機応変さ」が要求される場合があります。レースや格闘技をはじめ、常に変化し予測が難しい経営環境においても同様です。しかしそれは「準備を放棄する」ことと同義語では決してありませんねぇ。深夜のTVからも、学ぶべきことはたくさんあります。

我がザウバーBMW、そしてマクラーレン・メルセデスは地元GPということで国際映像には何度も登場するも、全くいいところなし。この辺がTOPにからんでくると、レースももっと面白いのですが・・・

さて「マイルスよもやま話」の第9話です。

このアルバムが録音された55年は、不況だった東海岸のJAZZシーンに活況が戻ってきた年でした。3月にはバード死去、9月にはジェームス・ディーンが自動車事故でこの世を去ります。マイルスさまはと言えば、昨年末の異種格闘技(?)も終え、自らの進むべき道を掴みかけたと共に、いよいよレギュラー・グループ結成のための模索も大詰めとなります。このアルバムのメンバーは、ピアノにレッド・ガーランド、ベースはオスカー・ペティフォード、ドラムスがフィリー・ジョー・ジョーンズ。そうです、この年の暮れにはこのガーランド、ジョーにコルトレーンとチェンバースを加えてマイルス・クインテットが誕生するのですが、その前夜の、ワンホーンアルバムとなっています。

時代は、もはやとめることの出来ないハードバップの大きな流れの中。ビバップの熱さに激しさを加えたこのムーブメントは、マイルスさまもすでにWalkin'でキックオフしてました。しかし、思い起こせば6年前、ビバップ全盛の時代に「クールの誕生」をぶち上げたわれらが帝王様。今度はハードバップの土石流の中で、すでに次の時代のオリジナリティを模索している様子が伺えます。

このアルバム、タイトルで損してるなぁ。なんかこう、「ブリリアント・マイルス」とか「帝王降臨」とかつけられなかったんですかねぇ。えっ? なお悪い? 失礼しました。で、ジャケットもなんですか、これは? まるで新人歌手のオーディション風景のようじゃないですか! 中身はというと、いいんですよ、これが! まず、マイルス様のワンホーンということで、思い存分マイルス様を拝める。そしてメンバー、特にガーランドとジョーがいい。「BAGS GROOVE」と比べると、完璧におさまってる感じです。後に二人をバンドに招聘したのがよくわかります。そして、なによりマイルスさまがいい。ハードバップの威勢のよさを満載しながら、すでにオリジナリティ溢れる演奏で、ミスヒットもほとんどなし。2曲目のスローバラード、「I SEE YOUR FACE BEFORE ME」では、ガーランドのデリケートなタッチの上で、遂に「卵の殻の上を歩く男」という異名をとる、デリケートなミュート演奏が初めて堪能できます。

この録音の3ヶ月ほど前にこの世を去ったバード。最後は本当にどうしようもないジャンキーでアル中の彼は、マイルスの先輩であり、目指すべきミュージシャンでした。そしてガレスピーにパウエル。そういった先人たちを、このアルバムでやっと超えた、そういう記念すべきアルバムだと思います。マイルス・ファンには、うれしはずかし唯一のワンホーンのこのアルバム、広くJAZZファン、JAZZを聞いてみたい方、とりわけ女性にもジャケット以外は満点でお勧めします。そしてマイルスさまはこの録音の1ヵ月後、いよいよメジャーデビューの引き金となった、ニューポート・ジャズ・フェスティバルに参加することになります。

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ここで視聴できますよ!

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