2006.06.04

COLUMN

「脳と体と心の休養日」

今日は午前中は脳と体の休養日。つまりはレム睡眠とノンレム睡眠の繰り返し。夕方からは心の休養にとJAZZコンサートに行ってました。

「富士通スペシャル・ジャズエリート2006」と名づけられているこのコンサート、3部構成になっていまして、1部は地元のアマチュア・バンドのSWJOの演奏。名は体を表わすとか・・・スウィングしてたかどうかは別にして、いきなり「アイーダ」のファンファーレから始まったのには腰を抜かしました。まあとにかく上手下手を云々しても仕方がないので・・・そもそもビッグバンドは馴染まない体だし・・・第2部は「笑うセールスマン」、いや「歌うベーシスト」ブルース・ハマダ引きいるBRUCE HAMADA TRIOの演奏。なかなかいい声をしていますが・・・まあこれはこれでよしとしましょう。

で、トリはGEORGE MRAZ ALL STAR QUARTET。んーさすが、なかなかのものです。マルサリスばりのペットを聴かせるブライアン・リンチに、ちょっと体調の悪いエバンス風のテッド・ローゼンタール、そして睡眠不足のフィリー・ジョーみたいなテリー・クラークの太鼓もいけてました。リンチにはもうちょっと上の音域を吹きぬいて欲しかったですが・・・チャイコ5番のJAZZチューンなんてめずらしい曲も披露してました。これが今日のベストかも!?そして途中スペシャル・ゲストはヘレン・メリル、そうあの「ニューヨークのため息」ことへレン・メリルです。御歳77歳とは思えない歌いっぷり。あのハスキーでヘタウマなボーカルもなんとかキープしていました。もうちょっとPAがよければもっとよかったのですが・・・個人的には「Don't Explain」やって欲しかったのですが、いややっぱりやってくれなくてよかったのかも・・・まあ、「なま」で見れたので、これはこれでよしとしよう。偶然知人の方々にお会いできたのは、「ハッとしてグー」でしたが・・・

で、今は夜の10時。心の休養の第2部は、クナの振るブルックナー8番。んーよいです。ブルックナー晩年の名曲を、ミュンヘン・フィルを浪々と鳴らすクナッパーツブッシュ。この曲については、またいずれじっくりとやります。さあ、明日からまた新しい1週間が始まります。

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