「終わりと始まりと・・・」

2006年7月 3日 21:51 | COLUMN

My Funny Valentine (1964)

新しい一週間、新しい月、新しい年度が始まりました。(わんだーみっくすは6月決算なので・・・)でも、いつもと同じように社内清掃に朝礼、運営会議。今日は年休2名に病欠1名で、えらく空いてました。今年ももう半分が終わりましたねぇ、早いものです。年の初めの志が、半分も出来たかなと言えば、まったくのトホホ状態ではありますが、1日1歩、3日で3歩、ローマは一日にしてならず・・・なんて言ってると、ドッグイヤーの深き渓谷にマッ逆さまですかねぇ〜

年度が替わるということは、いろいろとやらなければならないことがあります。全社の新年度の計画は、先月からちょこちょこやってましたから数字の方はいいのですが(スプレッドシートとはなんと便利なものよ・・・)、活動の経過を反省し次年度につなげるという部分は、デスクワークだけでは無理ですから、スケジュールを組んで関係する社員さんと「なんだかんだのセッション」が必要です。昨年度から目標カードと成果報酬を導入し、また事業部制を試行してきましたが、今年度からは事業部ごとのPDCA、つまり計画・実施・確認・展開の為に、実施計画を運用してみようと思っています。何事にも目的・目標の大好きな社長ですから、社員さんも大変ですが・・・四の五の言わず、まあやってみましょうや!

今夜のマイルスはいよいよあれです。いや、そんなにもったいつけるほどでもないのですが、「My Funny Valentine」です。ジャケットからしてサイコーなのですが、なにせこれと次の「Fore And More」は、自称マイルス教信者の私の、ベストオブなのです。

マイルスが一人ぼっちからメンバーを集め、ついに黄金クインテットを持つに至った経緯はお話済みですよね。で、この結成と前後してマイルスは、最愛の父を亡くします。深い悲しみを乗り越え、マイルスは前進を続けます。1964年2月12日、黒人の市民権登録運動の慈善コンサートにノーギャラで出演します。このコンサートの模様を録音したのがこの2枚のアルバム。マイルスのラッパ人生で最も充実していた時期、そして黄金のメンバー、またオーソドクスなJAZZのなかにいて、最も進んでいた時代、そんなマイルスとメンバーの記録なのです。

自伝によると、この慈善コンサートのノーギャラというのがいやで、最後まで駄々をこねていたメンバーがいたらしい。それが誰かは明かされていないのですが、そのことでメンバー同士に一時的な軋轢もあり、そのことが演奏に火をつけたとも書かれています。

今夜は1枚目の「My Funny Valentine」から。まずは、タイトル曲「My Funny Valentine」。ハービーの憂い溢れるピアノに続いてマイルスのテーマが流れる。もうこの段階で「ノックアウト」です。某歌うトランペッターの有名な同曲もありますが、「これを聞け!」「これを聞かずして、結構というな!」です。もう完璧です。ハンコックのソロも素晴らしく、誰かが思わずため息を漏らしてしまう。すると周りの観客も拍手してしまってる。私もしてしまってる・・・(笑)。2曲目「All Of You」、マイルスはミュートをキュッキュとやってやっちゃいます、完璧です。ジョージもトニーもハービーものりのりののりのり。もうなんてったって、「君の全て」です。

3曲目「Stella By Starlight」、そう私の最もお気に入りのスタンダードナンバー。マイルスのフレーズに感極まった観客の一人が大声を上げてしまいます。それに促されるように、ソロの途中にもかかわらず拍手が沸き起こる。マイルス、意にも介さず、淡々と熱演を続けます。もうサイコーと言わずなんと言えばいいのでしょう。4曲目はマイルスの指パッチンから始まる「All Blues」。テーマが終わってすかさずミュートをはずしたマイルスが吹き飛ばします。トニーも叩きまくります。なんという「All Blues」なのでありましょう。メンバーそれぞれが、思い思いのブルースを演じます。しかもハービー、うなってます。ラストは「I Thought About You」。マイルス、泣かせてくれます、土砂降りです。ジョージおじさんも「バラード」しちゃってます。ロンのベースソロもしっかりフィーチャー。もう、マイルスじゃなくても、「矢でも鉄砲でも、持って来い!」になりますよ・・・

以前も書きましたが、トランペッターというのはとにかくドラムにインスパイアーされるみたいです。つまりマイルスお気に入りのトニーの畳み掛けるドラミングに、のりに乗ってしまってる。それだけではなく、この2枚のアルバム、全曲を通してジョージのテナーもハービーのピアノと丁々発止の大熱演、ロンのベースもブオンブオンと怪しく駆け回ります。どうか許される限りの大音量でお楽しみください。

「カインド」は確かにひとつの完成された「カタチ」ではありました。しかしダイナミックなJAZZの本質をベースに考えた時、この2枚のアルバムこそが、マイルスの歴史の中でもっとも輝かしい時代の金字塔だと思うのです。(他にも「金字塔レベル」はいっぱいあったりするのですが・・・)JAZZが、熱い50年代を通り過ぎ、新しい時代を迎えたことを教えてくれる名演。この2枚、いや今夜の1枚だけでいいです、これを聞いたら、「私はJAZZを聞いてる。」と自慢してもかまわない。えっ、気に入った? じゃあ「私はJAZZが大好き。」だと豪語してかまいません。とにかく「買え!聞け!」、それだけです、はい。

MyFunnyValentine.jpg

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