2006.09.13

COLUMN

「地球温暖化とメール障害」

天候がすっきりしないせいもあるのでしょうが、なんとなく秋めいてきました。でも、以前ならお盆を過ぎると海水浴はちょっと・・・という感じだったのですが、最近は9月になっても「飛び込みた〜い!」衝動に駆られるほど暑い日がある。先日もテレビで、蝶の生息線が年ごとに北上している番組をやっていました。つまり越冬できる場所が、どんどん北上してるということです。やはり地球温暖化は確実に進んでいますねぇ。昨日も午後から、3件のお得意様を訪問させていただきました。お時間を頂き、ありがとうございました。

最近、あちこちでネット、それも主にメールを中心にした障害の話をよく聞きます。たしかに毎日飛んでくるいわゆるスパム・メールの数は半端ではありません。世の中的には、なんとなく個別のプロバイダやホスティングサービスのトラブルと捕らえられてるようですが、こちらも地球温暖化と同じように、全体でなにかすごいものがうごめき始めてる気がします。以前、携帯電話のEメールが遅延するということで結構話題になったりしましたが、最近では大手プロバイダのメールでも1日、2日遅延なんて当たり前のように起こっているようです。

そもそもメールというのはただの電気信号にしか過ぎず、送ってしまえばそれで事足りると勘違いすることが多いのですが、非常に脆弱な、しかも片方向の通信手段にしか過ぎません。何も問題がなければ、一瞬にして(原則ただで)文章が遅れるというのは、とても便利なことなのですが、その裏返しとしてさまざまなリスクが存在していることを、昨日もしっかりと思い知らされた一日でした。やはり世の中は人と人との、リアル・コミュニケーションがベースで動いている。そのことを、決して忘れてはならないと思った初秋の一日でした。

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