2007.01.11

COLUMN

「風林火山」その2

疾(はや)きこと風の如く
徐(しずか)なること林の如く
侵掠(しんりゃく)すること火の如く
動かざること山の如し

有名なこの言葉、戦略好きなトホホ社長には「よろけるほど」うらやましい崇めたおしたくなるお言葉です。なにせ「甲斐の虎」と呼ばれた信玄率いる武田騎馬軍は、戦国時代最強の軍隊と言われていますから〜。うらやましーですにゃー、うちも業界最強の組織をつくりたーい!ええ、「業界」ですよ、「魚介」ではありません、はい。あとは部長、よろしくです。(他力本願・・・)

さて、武田軍の軍旗となったこの「疾如風 徐如林 侵掠如火 不動如山」の句は、「孫子」の兵法軍争篇で部隊の進退について書いた部分にある「其疾如風 其徐如林 侵掠如火 知難如陰 不動如山 動如雷霆」からの引用です。全文は「其の疾きこと風の如く、其の徐(しず)かなること林の如く、侵掠すること火の如く、知りがたきこと陰の如く、動かざること山の如く、動くこと雷霆(らいてい)の如し」からの引用なのは皆さんもよくご存知ですよね。

とにもかくにも、トホホ社長は最強組織構築を目指して、わんだーなりの「軍旗」でも作ろうかと・・・。かといって、「其疾如風 其徐如林 侵掠如火 知難如陰 不動如山 動如雷霆」では長すぎます。だーれも覚えられない、だーれも覚えてやくれません。「風」ではつんのめりそうだし、「陰」にしてはみんな目立ちたがり屋ばかりだし・・・。とりあえず「林」か「雷霆」からでもいきますか・・・。いやはや2007年もやはり「トホホ」ですなぁ〜。

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