2007.01.23

COLUMN

「武士の一分 武士の本分」

昨日の午後は予告どおり(?)2件のサポート、夜は同友会ビジョン作成実行委員会小委員会でした。同友会では、ビジョン案もさることながら、某局長からいただいたお題「起業家マインド」について、地域特性から観光資源、食や文化、最後には同友会での例会・グループ会について、先輩方のさまざまなお話を聞かせていただきました。これですよねぇ、「気づきと学び」の本質は・・・。今日も午後から2件のお得意様訪問、夜はビジョン作成実行委員会本会。トホホ社長の「気づきと学び」は続きます。

先日の「風林火山」で、勘助が言っていた「本当の戦(いくさ)の意味」を考えてみると、戦国時代の当時はまだ、武士の本分は戦いに勝って主君が領地を広げる手助けをし、それで己の生計を立てる、あるいは武勲を挙げて己の「家」の地位を上げることだったのでしょう。倫理観としてのいわゆる「武士道」というものが完成されるのは、戦もなくなり平和な世の中になったその後の江戸時代(だったと思います)。キムタクで話題の「武士の一分」などは、まさしくこの時代の「武士道とは」の一行ですよね。

つまりは、使うことのない殺傷の武器である刀を腰に下げる意味を自らに問うことによって、それが人生観や倫理観に昇華され、「武士道」という概念が出来たのではないでしょうか?ということは、この戦国時代はそんな達観の時代ではなく、まさしくどろどろとうごめく「欲と力」の時代。そんなマグマが煮えたぎるような混迷の時代に、武士たちが何を考えどう行動したのか。私にとって興味の尽きないテーマです。その辺を、よろしくお願いします、某国営放送製作実行委員会のみなさま・・・。えっ、脚本はすべて完成済み?失礼いたしました・・・

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