1969MILES-FESTIVA DE JUAN PINS (1969)

2007年2月27日 21:23 | JAZZ

前作「In A Silent Way」で、またまた新しいマイルストーンを残したマイルスは、例によって新メンバーでツアーに出ます。マイルスにショーター、チックにホランドにデジョネットの5人集。南フランスは真夏のアンティーブ。穏やかな避暑地で彼らはとんでもない演奏を繰り広げます。1曲目、ザビヌル作の「Directions」、チックのフェンダーローズに乗って、デジョネットの怒涛の、いや一山崩壊するくらいの土石流のようなドラミングから始まります。そして御大マイルスにショーター登場。こちらも負けず劣らずの怒涛の演奏。もうほんとに火事場の大騒ぎです。デジョネットは相変わらずしばきまくり。しかしこの時のホランドはなぜかウッドベース。ある意味、根性入っているというか・・・。もちろん血豆ができるほど弾きまくってます。マイルスは、どうだどうだのかっこよさ。

気がつけば2曲目の、かの「ビッチェス」で大輪の開く「Miles Runs The Boodoo Down」になだれ込みます。チックもフェンダーローズを楽しみながら弾きこなしてる。もちろんマイルスは絶好調。ホランドは暴れまくり、デジョネットはしばきまくり・・・。と思いきや、今度はなんと「Milestone」ではありませんかー?もちろん、この時代のマイルスバンドの超モダンな「Milestones」です。続く「Footprints」では、すこしアコースティックに振った雰囲気を一掃、エレクトリックな演奏が続きます。で、お次は必殺の「Round About Midnight」、例の「ダッダダーン」の69年版ブリッジやいかに・・・。マイルスのイントロが、ジャジーに流れます。き、きたっ!長い、とっても長い、ジャーン!と思いきや、ショーターの光速巡航に入ります。あーー目が回る。デジョネットはあいかわらずしばきまくってますが、時代はやはりアコースティックへ・・・。もちろん、プラグドよりは新しいのですが。そしてデジョネットのきざむリズムがいつの間にかロックビートに変わると、時代はまた60年台の終わりへ、「It's About That Time」そしてこれまたビッチェスで花開く「Sanctuary」へ。御大のりのり、ええ、お姿は見えなくてもわかりますよ!

全体に音の抜けは若干悪いのですが、とにかく当時の熱気と圧倒的な音圧がびしびしと伝わってくる、暑い暑い60年代最後のライブマイルス、ジャケットもかっこいいのです。そして「ロストクインテット」と呼ばれるこのメンバーによる、最初にして貴重な公式ライブアルバムなのです。

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