2007.02.21

COLUMN

「しつこいようですが、ビジョンって何ですか?」

昨夜は同友会のビジョン策定委員会に参加させていただきました。全体を4つの章にわけ、私の所属しているグループは「会社」に関する向う5年間の「ビジョン」を策定します。さて、昨年来より全体・小委員会あわせて10回あまりを消化し、それぞれのビジョン案が出揃ってきました。ここまではフリー形式、決まったフォーマットなしで進めてきましたので、4者4様です。

私たちのグループは5つのビジョン項目を抽出し、それぞれの項目に対してその背景やニーズ、展開や示唆などを含めた300字程度のコメントをつけています。このパターンでも、全体では15のビジョンにプラス「会自体のありかたの提言」が加わります。しかし頭の言い方は思考も深い。よそのグループでは、この5つのビジョンにさらに3つずつの細目を設け、グループで5+15=20個のビジョン。これだと全体では60個+「会のあり方」になります。そんな膨大なビジョンって・・・。いえ、ただ単に凡庸な私には、とても把握できないなぁ〜と独り言。

しかも落とせば落とすほど、内容は具体化してゆくわけで、「それって、ビジョンではなく実施計画レベルでは・・・?」と思ってしまうのですが、そういえば、1年後、2年後と5年後までの自社のビジョンを書くようなフォーマットもありました。そこまでゆくと、測定可能な達成レベルを持つ項目になってしまい、自社の「経営指針」の中の、「中期計画実施事項」になってしまいませんか?えーっと、いえ、ご指示通りわがグループも3項目ずつ細目化いたします、はい。(平に平に・・・)でもね、キョクチョー、もう一度、教えてください。「ビジョンって何ですか?」

何はなんとて、10人いれば10の考え、まとめる方は大変です。○武さま、ご苦労様です。表記方法に関するお答え、お見事でした!あとは「うどん」ですか・・・(笑)。とにかく、あと1ヶ月となりました。凡庸トホホもの、ぱたぱたと旗を振り、応援いたしております。

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