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2007年02月02日
Red Corner 邦題:レッドコーナー
「竹は風が触れるのを待っている。竹には感情があって、それは耳を澄ませば聞こえてくる。」
商談で中国の首都北京を訪れた放送社の顧問弁護士ジャック(リチャード・ギア)は、大臣の息子の接待でナイトクラブへと繰り出し、出会った美しい踊り子と一夜を共にします。ああ、弁護士になればよかったなぁ〜。しかしですよ、翌朝たたき起こされた彼は血まみれ、かたわらにはダンサーの惨殺死体が・・・。ああ、弁護士にならなくてよかった〜。米国大使館との接触もままならないまま彼は逮捕拘束、死刑判決が約束されたような裁判にかけられます。この辺の表現は、中国側から見るとどうなんでしょうと思えるほどのワンサイド・ゲーム。なにせ中国4000年の歴史ですから・・・?
彼の弁護を引き受けた女性弁護人ユーリンは、彼に接見もしないまま有罪を申し立てます。驚くジャック。私も驚く。彼女曰くは、無罪申告は即死刑を意味し、有罪を認めて情状酌量を乞うのが常策だというのです。ありえない。なにせ中国4000年の歴史ですから・・・?必死に無実を主張するジャック、そして次第にに明らかになる奇妙な事実に疑問を持ち始めた彼女は、2回目の法廷で突如無罪を主張します。オーマイガー!結審までは限られたわずかな時間しか残されていない。正義に根ざす二人の想いが、法に携わる異国の二人の心の絆となり、事件の真相究明が始まります。
「ペンは剣よりも強し」を地でゆくユーリンを演じるのは、無名の中国女優バイ・リン。京劇的とも言える女性美の女優が多い中国映画界の中で、小柄ながら悪を寄せ付けない気高さ、信じる者の為には身の安全など省みないひたむきさや潔さを、固く結んだ髪とぴんと伸びた背筋で表現しています。
中国サイドのロケ拒否により、すべてを米国内でのセット撮影で行ったというのも、物語の内容を見るとうなづけますが、「ええーこれがセット!?」と驚愕の天安門広場に胡同(フートン)でのシーン。なんでも、自転車まで中国から輸入したそうですが・・・。って、アメリカで売ってる自転車って、そもそも中国製かなぁ〜。
「地球の反対側にいても、私はあなたの家族よ。」
抱擁すらためらうほどの純粋な感情表現として、本来的な愛を象徴するこの言葉がどす黒いこの胸(腹?)に染みます。愛欲ではない、信頼に基づく男女の愛の様を、とくとご覧あれ。
出演: リチャード・ギア, バイ・リン
監督: ジョン・アヴネット 1997年
BOSS的には・・・★★★★☆
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2004-01-23
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投稿者 boss : 2007年02月02日 18:19

