2007.03.16

COLUMN

「進化と退化」

早くも週末がやってきました。昨日は県外出張。長時間、ありがとうございました。帰りはすっかり日も暮れ、県境の国道は雪で真っ白。ごんごんと雪は降り、対向車は雪を積んで、さながら真冬の情景でした。あさっては桜の開花宣言だというのに・・・。今日も面接にお得意様訪問数件。怒涛の一週間は怒涛のまま暮れそうです。

さてさて桜の開花宣言ですが、コンピューターのプログラムミスはあったにしろ、10日も違うなんてなんなんでしょう!?例年と10日も違ったら、「あれ?なんかおかしいぞ!?」と思わなければいけない。コンピューターがはじき出した結果だから、間違いないとの判断でしょうが、とても危険ですよね。

人間は進化する動物です。進化というのは退化もするということです。必要のない尻尾は、名残の骨ひとつになってしまう。なにもかも、コンピュータやデータに頼っていたら、本来はぐくむべき感性や微妙なことわりを知覚し理解する能力が退化してしまい、生けるロボットになってしまいやしませんか?すばらしいと思える音楽も、「いい音楽」というデータとしてインプットされ、「いい音楽」として認識、いや分類してしまう。なんとしても避けなければいけない事態です。

私もぎりぎりのところにいるような気がします。皆さんも気をつけてください。人の意見を鵜呑みにせずに、己の感性を信じましょう。えっ?この話題自体も?はい、まあ、そういうことです。

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