THE NOTEBOOK 邦題:きみに読む物語

2007年4月 5日 16:56 | Movies

アルツハイマーをテーマにした映画。もちろん「泣き」ありです。ラブロマンスというよりはヒューマンドラマかな?

とある施設に暮らす初老の女性アリス(ジーナ・ローランズ)。彼女はアルツハイマーを患っており、昨日の記憶も定かではない。もちろん、過去の記憶も全くない。そんな彼女のもとに、毎日のように一人の男性が通ってきては、とある恋の物語を彼女に読んで聞かせています。彼の名はデューク(ジェームズ・ガーナー)。その「きみに読む物語」は1940年のノースカロライナの田舎町から始まります。この街の材木工場で働く、父親と二人暮しの貧しい青年ノア(ライアン・ゴズリング)。ひと夏を過ごすためにこの街を訪れた良家の少女アリー(レイチェル・マクアダムス)。二人は、家柄や貧富を忘れて恋に落ち、固い約束を交わします。ひと夏の恋とは知らずに・・・。

もちろん物語りはこれで終わりではありません。二転三転の末のファイナルサプライズもあります。サプライズといっても、それはまるで朝焼けのように静かに訪れるのですが・・・。とにかく、見てください。人に涙を見せたくない方はお一人でどうぞ!

アルツハイマーという病気といかに対決するか。「私の頭の中の消しゴム」では、若年性アルツハイマーと愛との戦いでした。それは、登場人物のもつ激しい愛によって、がっぷり四つに組み合っての激しい戦いでした。この映画では、昔の物語をモチーフに、静かに淡々と病気との対峙が進んでゆきます。もちろん、こうありたいと言う私的な思いを同化させながら。

そしてもうひとつの伏線ともいえる、物語中のアリーの人生、彼女のとった選択。彼女の心は、良家の出で裕福な実業家(?)と貧しく普通の青年の間で揺れ動きます。単なるラブロマンスなら当然後者。もしくは前者を取って悲劇のヒロインとなる。で、この映画の中の彼女がとった選択は果たして正しかったのか。誰もがそうすべきなのか?いや、そもそも人生における選択に正解などないのでしょう。選ぶことは人生そのものであり、選んだ道を積み重ねてゆくことが、その人の一生なのでしょう。ただ、かつて選択したことを、ある時に違う方向に選択しなおす。それはかつて誤ったからではなく、今そうすることが正しい選択だからでしょう。そんな風に自分を納得させている間に、物語は静かにエンディングを迎えます。

出演:ジェームズ・ガーナー,ジーナ・ローランズ,ジェームズ・マースデンサム・シェパード,ジョアン・アレン

監督:ニック・カサヴェテス 2004年

BOSS的には・・・★★★★

きみに読む物語 スタンダード・エディション
ライアン・ゴズリング

ハピネット
2006-10-27
Amazon.co.jp ランキング: 1116位

おすすめ平均:4.5
5純愛はいい
5評判通りの名作。
5実話に基づく美しい真の愛の物語

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