2007.07.19

COLUMN

引き続き報道番組について

いよいよ梅雨も明けるようです。今年は空梅雨かと思いきや、ざざぶり状態。おかげさまで香川の水がめである早明浦ダムも、現時点では満水状態です。プロ野球も昨日で前半戦が終了、詳細はとても悲しくて書けません。まだ半分あるとはいえ、こうなってしまった根本的な原因が、因果という名のガリバーのように横たわっているわけですから・・・。

さて、今日もこの話題。報道番組、いわゆるニュースというやつですが、各局の夜の報道関連番組を見てみると、

某国営放送  7時  「NHKニュース7」
同じく    9時  「ニュースウオッチ9」
テレビ朝日 10時  「報道ステーション」
TBS     11時  「筑紫哲也NEWS23」
日テレ   11時  「NEWS ZERO」
フジテレビ 11時半 「ニュースJAPAN」

皆さん、どれ見てますか?

私的には中立であろうという理由とアナウンサーの質から、国営放送が最優先なのですが、同じ国営放送の「NHKニュース7」と「ニュースウオッチ9」では、その位置づけが異なるのか、時間の問題なのか、番組としては同じ題材を扱いながら随分と異なっています。簡単に言えば「ニュース番組」と「ニュース解説or報道番組」という感じでしょうか?で、問題は9時の「ニュースウオッチ9」です。ちょくちょく合いの手を入れるアナウンサーの意見。

「誰もあんたの意見なんか聞いとらんよ!」
「あんた、そんな偉い人なの?」

これは、すべての「報道」番組に言えることなのですが・・・。

そして取材の録画なども、無用に長くて視聴者に感動や感傷を抱かせる編集となっています。それではまるで「ドキュメンタリー」でしょうが!?もちろん時間を割いて放送している内容は、そのものが大きな意味を持っていることは確かなのですが、さまざまな立場や意見の視聴者に対し、限られた時間の中で全国あるいは世界のニュースを、要点を抑えつつできるだけ数多く提供することこそ、報道のあるべき姿ではないのでしょうか?

そういうニュースネタで何か番組やりたかったら、ドキュメンタリーとしてきちんと公証もやって制作すべきで、その日に録画された映像を急ぎ編集して、「お涙頂戴、ハイ1本!」というような、カップラーメンみたいなやり方はやめてほしいものです。もう、何もかも、やっつけのペラペラ看板ハリウッド方式はやめませんか?

そんなに文句があるなら直接投書したら?はい、おっしゃる通りでございます。ただの戯言でございます。午後も出かけます。

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