2007.08.07

COLUMN

「職人」

今日は終日、委託講習シスアド講座。で、計算問題やら過去問やら。ただねぇ〜、教室内がクライ。あまりにも、クライ。みんな寝てるわけではないんだけど、クライ。電気は全部点けてるんだけど、クライ。

理由を尋ねると「あんたが暗いんじゃー」と言われてしまった。そうです、「ワタシハネクラッ!」なのです。しかも眠い。今日もかーっ!?はい、今日もです!途中、話しながら一瞬途切れた意識のせいで、教科書を落っことしてしまったではないですか!どうしてくれるんです!?って逆ギレしてどうする?でもって、いよいよ次回が最終講。次回はたっぷりと睡眠をとって挑みますゆえ・・・。それにしても、お昼のカツは硬かった・・・。

話は変わって、以前の職業である建設業には「職人」と呼ばれる人がいました。彼らのもつ技術力、その技術力でもたらされる成果は、並みの作業員とは明らかに異なります。だからこそ「職人」の称号が得られる。ただ、彼らとて今持ちえてるものでいつもいつもやってるわけではない。常に己の持っているものをさらに向上すべく努力を忘れません。そうしないと、今のアドバンテージなど、明日には微塵の如くなくなってしまうから。

そして、彼らが「職人」と称されるのは、その成果物の出来によります。「ああしたらいい、こうしたらいい」という能書きではない。むしろ黙して結果を残します。「能書きは、学者の先生に任せればいい・・・」そんな口数少ない言葉が聞こえてきそうでした。

もうひとつ、彼らのその他大勢からの識別子は、彼らの辞書には「できない」という言葉がないということです。発想が「できない」からは決して始まらず、「どうやったら出来るか」から発想します。それがいわゆる彼らの「仕事の流儀」なのです。「できない」というのは簡単至極、赤ん坊だって言えます。(喋れないか・・・)この「できる」ということ、いやそんなことは論外で、「やること」。これが「職人職人たる所以」なのです。

私たちの仕事も、やってなんぼ!の世界。もちろん、能書きも必要ですが、成果を残してこその「職人」です。めまぐるしく変化・進化するこの業界。新しい知識や技術はもちろん必須です。しかしこれとて、成果物に込めてこそ初めて評価されます。ただの「能書きのたれ流し」にならぬよう、きちんと成果を出してゆきたいものです。

で、あんたは何を残してるの?えーっと、書込みがされたシステム手帳・・・って、これではだめですよねぇ〜。久しぶりに、トホホです。

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