2007.08.28

COLUMN

「風林火山」

今年の大河ドラマ「風林火山」も、残すところあと3分の一となりました。昨日は、「砥石崩れ」と証された砥石城の大敗から半年後、勘助も無事越後から戻り、策を弄して砥石城を奪取。ってか、これは武田臣下で孤立感を感じた真田幸隆の起死回生の策だったのですが・・・。しかし、真田幸隆の妻、忍芽が常田隆永のところに死を覚悟で乗り込んだというのは、ちょっと行きすぎ出すぎのお話ですよね。みょうに絡んだ夫婦愛みたいなものが、物語をあやふやにしてしまっています。

いずれにしても、強気の攻めだるま「村上義清」の身辺もきな臭くなってきた。彼が越後に逃れ、そして「義を見てなさざるは・・・」と長尾景虎が北信濃に兵を送る「第一次川中島の戦い」まであと2年。最近、ずいぶんと逞しくなった勘助、殉死まであと10年です。次回は信玄の正室・側室問題。久しぶりに由布姫も登場のようです。

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