2007.10.29

COLUMN

「Days Of Wine And Roses」

今日は月曜日。昨夜は「風林火山」に「バイオハザード」、まるで「Boss'sColumn」向けコンテンツのオンパレードでしたねぇ〜。基本的に私、吹き替えは見ないのですが・・・ハッハッハッ。風林火山では、いよいよ武田信玄に上杉謙信の時代となりました。そして勘助の波乱に満ちた人生もあとわずか!?

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今日の話題は、先日木曜日の某国営放送の「クローズアップ現代」より。実は私、司会の国谷さんのちょっぴりファンだったりして・・・。で、その日は「フランス ワイン危機」と題して、昨今のグローバル化がワインの世界まで押し寄せてきている話題をやっていました。

ワインと言えば誰もが真っ先に思い浮かべるのがフランス。ブルゴーニュ、ボルドー、ロワール、シャンパーニュなどなど。私ですか?そうですね、ワインは赤で。シャトー・ラトゥールかシャトー・ムートン・ロートシルトあたりで結構なんですが・・・。

で、最近はオーストラリア産や南米産の安いワインに押され、かのフランスでは廃業する農家が激増しているそうなのです。コメンテーターは立命館大学の山下准教授。状況は大変よくわかったし、最近の新しい取り組みも紹介されていました。

が、ここで国谷さんも山下さんも口をそろえて言っていたのが「戦略が必要」という言葉。それなりに聞き流せば納得の30分だったのですが、なにせ「戦略小僧」の異名をとる私ピュッピンはその言葉に敏感に反応するのでした。

「戦略」とは一体なんなのか?実はこれはとても定義が難しいのです。どっかのコンサルに言わせると、世の中すべてが戦略で成り立ってるような言い方をしますが、戦略とはそもそも戦争用語のはず。もちろんフランスワインは豪州や南米のワインと市場で戦わなければならないのですが、だからといって「戦略を!」と言う言葉ですべてが解決するものでもないような気がするのです。それは「世界に平和を!」といえば、この世から戦争がなくなるような、そういう呪文に近いような気がするのは私だけでしょうか?

ノルマンディ上陸やミッドウェイ海戦には戦略は必要だったと思います。しかし、運動会の徒競走には戦略などは必要ありません。とにかく、マスコミまでが安易に「戦略」という言葉に問題解決の方向を収斂させるのではなく、何か他に呈示できることはないのでしょうか?「戦略」は「戦略餅」を売っているコンサルに任せて・・・。私ですか、ええ、結構使います、これも「ピュッピンの戦略」ですから!

酒とバラの日々 〜ヘンリー・マンシーニに捧ぐ
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