2007.10.01

COLUMN

「新しい季節 新しい時代」

今日から10月です。週末は、同友会行事もあったのですが、地元の林業クラブの行事と重なっていたため、同友会には不参加。両方ともまあ言えばボランティアなのですが、同友会の方は役員は必ず参加のこととか・・・。役員とは言えど運営系でもないのに意味不明ですが・・・。

林業クラブの方はとてもよかったです。皆さんボランティアですが、朝早くから雨の中、一生懸命やってる。いわゆるボランティア・フリークとかではありません。地元が好きで、森が好き。誰もことさら「ボランティア」を鼻に掛けたり売り物になどしていません。

余暇に、地域の為に出来ること。地元の為に、自分の持ってるものを活かすこと。そういう素朴な思いの方ばかりです。そういう中にいると、本当にほっとします。普段、生き馬の目を抜くようなビジネスの世界に身を置いているせいかもしれませんし、相手が自然という絶対的なものだからかもしれません。自然神的に言えば「自然は神」なのですから。

私自身も「ボランティア活動をしてる」という意識は全くありません。かといって見返りも何も期待していない。そういうことに一生懸命になるってことも大事なんだなと、この歳になってやっと感じられるようになった、貴重な休日でした。

また今日は、信頼関係って本当に大切だなと思いました。信頼という城は、誠意や誠実という名のレンガで出来ている。いや、砂粒かもしれません。崩れ去る時には、あっけなく消えてなくなってしまう。でも、ひとつずつひとつずつ積み重ねてゆけば、そこには必ず見事な造形が形作られる。どれだけたくさんの人と、この信頼関係の城を築いてゆけるか。私にとってはそれが、私の人生の成績簿のような気がします。また明日も、ほんの一粒、積み重ねます。

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