2008.01.16

COLUMN

「ゴールネットを揺らす者」

今日も朝からジキル先生。夕方、1件のサポート。夜も今日から講習が始まり、帰宅は10時前。寒さで凍りつく寸前に玄関にたどり着けました。ほっと吐く息も白く・・・。

報道番組を、ニュース部分だけ見える色眼鏡をかけて見ながら、遅い夕食。また、大手企業の経営者が、つまらない話で「お詫び」してますねぇ〜。

アメリカのサブプライム・ローンに端を発した、株価の下落と円高。日本経済の頼みの綱のアメリカ経済も、信用不安・消費力の低下・失業率アップ。やはり今年は、昨年以上に大変な年になりそうですね。

さて、ニュースも後半になるとスポーツ関連。サッカー日本代表の合宿も2日目。サッカーを見てて思うのは、得点に結びつくシュートというのは、そのほとんどが冷静な判断の元に行われているという事実です。ペナルティ・キックやコーナー・キックという、静から動の場合は理解も出来ますが、ゴール前のドタバタとも思える混戦から鮮やかなゴールシュートが生まれる瞬間、その時選手は200%の技術に裏打ちされながら、絶対0度ほど冷静な判断の元に、ネットを揺らす一本の道に向かってボールを運んでゆく。

私たちのビジネスの世界でも、ゴール寸前でどたばたと冷静さを欠いた失態により、詰めに失敗したり、逆にキーパーもいないゴールだと、安心しきって気も緩み、ポストに嫌われてしまう。そんなことって結構ありますよね。

ビジネス・フィールドを駆け巡るアスリートを目指す私たちに大切なことは、とっさの判断を正確に支える日頃からのたゆまぬ鍛錬と基本の刷り込み、そしてボールがネットを揺らすまで切らすことのない冷静さですね。熱狂の歓喜はその後、思い存分味わえばいいわけで・・・。

って、そんなふりしてクールに装ってる私は、実は単なる低血圧なんですが・・・。トホホです。

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