2008.01.27

COLUMN

「しなやかさとしたたかさ」

昨日は同友会の経営研究集会に参加しました。分科会では「スタッフの数だけ地域貢献〜販売活動は地域を豊かにすることから〜」という分科会に参加させていただきました。

千葉同友会からお招きした、大里総合管理の野老社長のお話。女性委員会の立場から見ると、子育てと経営をどう両立するかという、なかなか感動的はお話。しかし一方で、地域の顧客にサービスを提供すると言う演繹的な地域貢献ではなく、ポジティブに地域を元気にして、その結果をビジネスに還元する仕組みを、本当にすばらしい手腕と、そして女性ならではの細かい気配りで実践されています。

頭で考えれば、「しなやかに、かつしたたかに」やりさえすれば、その姿はイメージは出来るものの、実際それを実現するのは並大抵のことではないはず。それをまさに「しなやかに、したたかに」実践されている野老社長には、本当に敬服です。

自社内で行っている学童保育の7つのお約束のうちのひとつに、「トイレットペーパーは三角におる事」というのがあるらしくて、いやーそういうことなんですよね、経営も・・・。

この「しなやかに、したたかに」というのは、私も常々そうありたいと願っていることであり、また実際に社長にお聞きしたら、彼女も好きな言葉だそうです。それにしても、相当に頭がきれて、かつ感性豊かな方です。

自社がどのように地域とかかわりを始めるのか?それと同時に、私自身がもっともっと「しなやかに、したたかに」生きてゆくにはどうしたらいいのか?自問自答は続きます。

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