2008.01.23

ROCK

「Power To Me!」

週も半ばの水曜日。今日は一日講師業。夕方帰社して、システム案件の調整ミーティング。夜はまたまた講師業。帰宅は10時過ぎ。大寒のとある夜は、シンシンと更けてゆきます。

昨年12月に左手のひらを負傷したトホホ者のわたくし、年末の餅つき「お餅コロコロ」を経て、かの左手はようやく社会に復帰いたしました。そこで私の手のひらを待っていたのは、冷たい北風と世間の冷たい視線、そして地獄の特訓「筋トレ」です。

先週のこと。久しぶりの筋トレに、翌日から数日間はあちこちバキバキでした。あれから立ち直り、今では中1日〜2日のペース。特に今年からは、ちょっと気になるおなか周り対策のため、腹筋50回3セット計150回をメニューに加えました。

筋トレをするには、かなり気合といいますか根性がいります。親の敵みたいに、決死の形相です。そんなハードな運動のBGMはやっぱりギンギンのハード・ロックです。モーツァルトとかじゃ、永遠に筋肉つきそうな気がしません。ああ、ロック好きでよかったなぁ〜。

で、夕べはエアロスミスの1976年リリースの、彼らのベストアルバムとして名高い4枚目「ロックス」。ジョー・ペリーの何かが起こりそうなイントロに続き、タイラーの雄たけびで始まる一曲目「Back in the Saddle」。タイトルも内容も、うっしっしです。2曲目は「Last Child」。西海岸にはない陰湿さと、ブリティッシュ系にはないある種の開放感が、ビシバシと流れます。

5曲目の「Sick as a Dog」あたりになると、トレーニングの疲労もピークに。彼らの不出来なハーモニーにちょっぴり癒されたりします。ラストの「Home Tonight」で、無事トレーニング完了しておうちに帰りましょう!って感じですか・・・。

エアロスミス。98年のアルマゲドンの主題歌で幅広いファン層を増やしましたし、映画では実娘のリブ・タイラーもがんばってました。1973年のアルバム・デビューから35年。あくまでもマイナーですが、実は私のロックのライブラリーの中で、枚数的には1、2を争うバンドです。

なんだか、いろんなものが複雑で薄型になってしまった現代。たまには、王道のロックを聞いてみたいという方が、もしいらっしゃったらお勧めいたします。「Back in the Saddle」の歌詞も、是非ご堪能ください。

ところで、エアロスミスのロゴマークって、何だか知ってますか?

ロックス
エアロスミス

ソニーレコード
1996-11-21
Amazon.co.jp ランキング: 19039位

おすすめ平均:5
5名作中の名作…これは聞くべし
5古典的ハードロックの代表作
5初期エアロの最高傑作

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