玉くしげ覆ふを安み明けて行かば君が名はあれど吾が名し惜しも  鏡大女

2008年4月26日 00:53 | 万葉の旅 | コメント(14)

鏡大女が藤原鎌足に贈った歌です。

「夜が明ければ櫛笥(くしげ)の蓋を閉じるのも楽にはなりましょう。でも、夜が明けてからお帰りになれば人の知れるところとなりましょう。あなた様は浮名がたってもかまわぬでしょうが、私は困ってしまいます。どうか夜の明けぬうちにお帰りください。」という意味です。

この歌に対して、鎌足はこう歌って贈ります。

玉くしげ御室(みむろ)の山のさな蔓さ寝ずは遂にありがつましじ

「あなたはそうおっしゃるけれど、あなたとこうして寝ずにはいられないのです。」

二人の関係はさておき、なんと優雅でロマンティックなことでしょう。言ってることは素直な心のままを相手に伝えているのですが、今時のわけのわからない省略表現や絵文字なんかではない、気品とつつましさ、そこはかとなさを感じます。

ただの色恋にもこんな表現をしていた万葉の時代。わたしなんぞ、相当和歌を勉強しないと、人並みの会話も出来そうにありません。現代に生まれてよかったなぁ〜。万葉の頃も羨ましいけれど・・・。

20080425.jpg
さな蔓の実です。まちゅ。

コメント(14)

色気を感じますぅ。

え?私が言うなって?笑

> きゃんべるさん

そうでしょ!色気というより、色香かもです。(~o~)

なるほど。

色香か…。

この歌で鎌足が歌っている「さな蔓」って、今で言う「サネカズラ」です。その昔はこのつるからとった粘液を整髪料に使っていて、「美男蔓」とも呼ばれるそうです。

自分のことを、近くの山の「美男蔓」にたとえる鎌足の、自信と潔さもいいなぁ〜と・・・。

> きゃんべるさん

恋する人は、ほのかな恋の香りを漂わせています。

フェロモンとか医学用語ではなく、「色香」。
最近のとなきっちゃんって、そうなのかも・・・(^_^;)

BOSSもそう思われますか?

やっぱり…笑

> きゃんべるさん

うんうん、なんかいい感じですよねぇ〜 (~o~)

そういう、きゃんべるさんは?

きゃんべるのブログをご覧ください(涙)

ふぅ〜。

> きゃんべるさん

最近のきゃんべるさんの投稿を見てると、幸せがいっぱい溢れてるなって思って、うらやましく思ってましたが・・・(^_^;)

何を人の話で勝手に盛り上がってるんですか・・・(-_-;)

色香とは全く縁がございません。。(>_

それより・・・頭痛が痛い。。(;_:)

> となきちさん

今日はお疲れ様でした。頭痛、大丈夫ですか?
あの後、私も頭痛がし始めたのですが、もしかしてうつした???

> となきちさん

今日はお疲れ様でした。頭痛、大丈夫ですか?
あの後、私も頭痛がし始めたのですが、もしかしてうつした???

人に恋して
切なくてその思い伝えたくて

手紙かいた昔が懐かしい

実は、なぜだか先日
私も忘れていた

24才の頃書いた
手紙(ラブレター)が見つかりました

とっておいた記憶はないんですが

読み返してみて
自分でも恥ずかしくなってしまいました

こんなにまで人を好きになって
思いのすべてを綴っている

でも、手元にあると言うことは
出していなかったんです

でも、出してなくてよかった
かも知れません 恥ずかしい程

ストレートな文章でした

それではまた


> kiyoさん

そうなんですか、30年前のラブレター!?

なんだか映画のプロローグみたいです!

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