2008.05.27

COLUMN

今一度「心・技・体」

5月最終週も二日目、火曜日になりました。午前中は講師業。今日は、商店街振興組合より来賓いただき、生徒さんの企画プレゼンテーション。リアルビジネスとの接点、とっても勉強になりましたね!

午後からお得意様を訪問。帰社して引継ぎやら案件企画やら。あっという間に一日が終わってしまいました。お仕事もいただき、ありがとうございました。

さてさて、日曜日の大相撲夏場所千秋楽。前日に琴欧洲の初優勝が決まって、よかったよかったですが、問題は朝青龍と白鵬の結びの一番にらみ合い問題。まるで子供のけんか、とても国技の東西横綱の千秋楽の戦いではありませんでした。

相撲と言えば「心・技・体」。これは自社のモットーでもあるのは、何度かこのブログでもご紹介したとおり。そして、千秋楽の二人のトップに足りなかったのは、「心」だけでなく、「心・技・体」それぞれすべてと、その高いバランスによって実現する「相撲というスポーツ」のファイターとしての資格でしょう。

今日、日本相撲協会北の湖理事長が二人を呼び出し、わずか5分間ずつ注意したそうですが、こういう行為は資格剥奪でもいいと思います。けんかじゃないんだから、軽率だとか興奮だとかでは済まされないような気がする。そんなことでは、ますます諸外国からなめられると思います。「国技とかいっても、所詮そんなものか!?」とね!

我が国の国技といえば、他にも柔道とか剣道とかがありますが、こんなトップ同士の試合なんて見たことない。というか、あり得ない。そこんとこ、よーく考えて、これからの相撲界のあり方を考えていかないと、偉い人が記者会見でそろってお辞儀して、「申し訳ありませんでした!」ってやんなきゃいけなくなるのでは?

ちなみに「優勝のわけは?」と聞かれた琴欧洲は、親方から「日本に来た頃の心を忘れたのか?」と言われ、「心・技・体」を一から見直し鍛えなおして今場所に臨んだそうです。

時には初心に帰り、いつの間にか身につけた心と体の古い鎧も脱ぎ捨て、裸の自分、一から己を見直すことも必要なのかもしれません。

INDEX

CATEGORY

ARCHIVE