ヨハン・セバスティアン・バッハ トッカータとフーガ ニ短調 BWV565 (1700年頃)

2008年6月24日 23:33 | COLUMN | コメント(2)

一日を機嫌よく過ごしたに関わらず、夜に非常に不愉快な心境になる、つまりは「くそ腹が立つ」ことがあったので、夜更けではありますがバッハでも聞いてみようかと取り出しましたるは、トッカータとフーガ ニ短調。そうですあの、「タララーン、タラリラランラーン〜」で始まるバッハのオルガンの曲では最も有名な一曲です。

この曲の作曲番号は565となっており、中期の作品だと思われますが、彼自身の自筆譜がないため、正確な作曲年は不明です。また、彼の作品ではない、偽作であるとの説もあります。

まあ、ややこしい話はさておき、この曲は教会の中で弾かれる為に、いや彼自身が教会に集う人々の前で、その華麗なテクニックを聴かせる為に作ったともいえます。

バッハは直筆譜に、「S.D.G.」とサインしていました。「ソリ・デオ・グローリア」、つまり「神にのみ栄光あれ」という意味です。彼の作品の持つ神を讃えるかのような深い旋律、そして生涯の長きに渡って教会でオルガンを弾いていたこととあわせ、彼の作曲の動機は「神を賛美するため」というのが通説でした。が、どうもそれほどでもなかったかもしれないようです。

当時の作曲家が「S.D.G.」と書くのは通例だったようですし、また彼は就職先のニーズに合わせていろいろと器用に作品を書き分けていたようです。

まあまあ、そんなこともとりあえず置いといて、上がった血圧を神々しさの中で沈めるための8分間を。有名なイントロで始まるトッカータが2分ほど続き、その後はシンプルながら重圧感のあるフーガが続きます。最後のトッカータが始まる頃には、思わず跪き両手を合わせて祈りたくなる。

「私は今日、罪を犯しました。主よ、許してください。」

コープマンの1982年の録音は、メリハリの利いたあくまでもバロック的な演奏。天使の羽の柔らかさではなく、主の強い眼差しとしっかりとした腕に抱かれるようにして、ココロの垢を落とし、また深い傷を癒してくれます。


「あなたが悪いわけではない。私があなたを、理解できないだけ。

しいて言えば、あなたを理解できない私が悪いのです。」


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コメント(2)

いい1日の終わりに気分のよくないことがあると
余計にめいってしまいますが・・・。
時間をおいて、また少し違った気持ちになれるといいですね。
優しい音でゆっくり休んでください^-^

> ちぃすけさん

はい、ありがとうございます。
感情をコントロール出来ない、まだまだおこちゃまです。

お蔭様で、ぐっすり眠れました。(^_^;)

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