HANGING UP 邦題:電話で抱きしめて

2008年8月14日 00:12 | Movies

メグ・ライアン主演の家族愛のドラマ。というよりは、ダイアン・キートン監督・共演のプロモーション映画!?久しぶりに見るウォルター・マッソーが怪演してます。

3人姉妹の次女イヴ(メグ・ライアン)は、多忙な夫と一人息子の家庭と小さなイベント会社を切り盛りしています。姉のジョージア(ダイアン・キートン)は有名ファッション雑誌の顔であり社長、妹のマディ(リサ・クードロー)は駆け出しの女優。それぞれ忙しくて会うこともなく、電話でしか会話がない。電話が切れれば「ハング・アップ!」

彼女たちのパパ(ウォルター・マッソー)は、かつては夫婦でジョン・ウェインの主演映画の脚本も書いていた映画人ですが、彼女たちが小さい頃に母親が彼と子供たちを捨てて家を出ます。老いた彼も、今は施設で孤独に暮らしています。

そんな父親のボケがひどくなり、病院に検査入院することになります。もともと父親に最も近い存在だったイヴでしたが、二人の姉妹は仕事を理由に父親の面倒をすべてまかせっきりにします。そうでなくとも多忙で混乱の極みだったイヴは、父を見舞った病院の駐車場でちょっとした接触事故を起こします。

「不可抗力の事故」にあった人間が、そこからどうやってその悲しみや苦しみを乗り越えてゆくか。それがこの映画の主題のようなのですが、「バーニーズ」とか「ダナ・キャラン」にこだわっている某監督さんのイニシアチブがよく見えない。いや、彼女自身は、アレン・シリーズとか「ゴッド・ファーザー」とか、最近だと「恋愛適齢期」とか、好きな女優さんなんですが・・・。

もしかすると、ダイアン・キートンのウディ・アレンへの決別の映画だったのかもしれません。テーマとしても、理解しあえているようでやはり他人ほどの距離がある兄弟姉妹とか、自らの意思が喪失した時の親子や兄弟の絆の脆さ、そして他人とは違う「愛のちから」も秘めていることをしっかりと訴えることが出来る題材だと思うのですが・・・。「不可抗力の事故」なんか持ち出さなくても・・・。

コメディタッチの映画と、コメディそのものは違いますし、アレンのコメディは全編コメディでありながら、そうじゃないところがすごいわけで、なんとなく彼女がそれをトレースしようとして、ただのコメディタッチの映画になってしまったような・・・。

ただ、マッソーの憎まれ役と、そんな父に反発しながらも、結局は「ハングアップ」しなかったエヴァを演じるメグ・ライアンの演技は素晴らしい。もしかすると、彼女の主演映画ではピカイチではないかと思います。

それだけに、全体の構成やシーン、カメラワークが不調なのが、返す返すも残念。最近、兄弟姉妹と疎遠になっている方、特に女性の方にお勧めします。私的には、やはり女性監督との相性問題?どうでもいいようなディティールに、こだわりすぎでしょ!?

とりあえず、邦題は変えたほうがいいですね!原題とも、内容とも、全然違いますから!

出演:メグ・ライアン,ダイアン・キートン,リサ・クードロー,ウォルター・マッソー

監督:ダイアン・キートン 2000年

BOSS的には・・・★★☆☆☆

電話で抱きしめて コレクターズ・エディション

おすすめ平均:4.5
5タイトルとは違います。
5この映画のメグ・ライアンが好き
4未だに主題がわからないけど、好きな映画。

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