「僕たちの戦争」

2008年9月18日 12:58 | Books

昨日は朝からお得意さまを訪問させていただき、その後は高速を移動して大阪に出張。帰りに徳島市内のお得意さまを訪問して夜帰社。その後サポート一件。帰宅は9時前でした。えーっと、濡れ雑巾の様とはこういうことを差すのでしょうか?

最近、あまり読書の機会がなかったのですが、やれやれ「読書の秋」ということで、今日は最近読んだ荻原浩著「僕たちの戦争」をご紹介。

サーフィン好きのフリーターの少年と、戦闘機乗りとして予科練で訓練をつむ少年が、タイムスリップで入れ替わる。見たことも聞いたこともない新しい時代の中で、最初こそもとの世界に戻ることだけを画策していたけれど、やがて二人はその時代で自分らしい生き方を見出してゆくという物語です。

〔以下 Wikipediaより引用〕

2001年9月12日の日本、サーフィンをしていたフリーターの健太は大波に飲み込まれ、気が付くと1944年(昭和19年)の世界にタイムスリップしていた。一方、戦時中の1944年、霞ヶ浦予科練で飛行訓練をしていた吾一は雨雲に巻き込まれ海に墜落し、現代へタイムスリップしてしまう。

お互い入れ替わってしまった健太と吾一。健太は1944年で特攻兵器回天の部隊へ配属され、吾一は現代の健太の恋人・ミナミに思いを寄せていく。彼らは自分の元いた世界と異なる時代に戸惑い翻弄されながらも生きていく。

〔ここまで引用〕

戦争物語として読むこともできるし、ヒューマンドラマとして読むことも出来ます。時代考証を考えれば、恐らくは昭和19年に行ってしまった尾島健太の予科練や特攻隊の話だけでは、ただ堅苦しい物語にならざるを得ないところを、現代にやってきた石庭吾一の話と交互に展開することにより、読みやすく、また時代の違いが鮮明になっています。

それぞれの時代にもう一歩踏み込めば、読み応えのあるものになったでしょうが、あえてぎりぎりのところで踏みとどまることで、そこから先に入る導入を作っているともいえます。

これ以上書けば、恐らくは戦争の是是非や現代社会批判からは避けられない。その辺の仕切り感覚はよく出来ているのではと思いました。もちろんそういう社会派小説だと捕らえてしまうと、随分物足りないお話だと思います。

プロットとしては今井雅之著「The Winds of God」との比較がされると思いますが、私的には昭和19年は、漫才師がちゃかす時代ではないと思うし、これはこれで素直に受け取れる物語だったのではと思います。

ちなみに森山未來主演でTBSによってTVドラマ化され、DVDも出てますので、映像で気楽に触れられたい方はそちらをお勧め。ただし、最後のほうのある展開が小説とは異なっていて、私的には小説のほうが好きなのですが・・・。

僕たちの戦争 (双葉文庫)
荻原 浩

おすすめ平均:4
5スッキリ感動!
5笑いと感動の萩原ワールド!
4戦争を伝える手段
1著作権法はアイデアを保護せず、その表現を保護するもの
4笑って泣いて、そして考えてしまう

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