2008.10.12

Movies

Star Wars:Episode II -Attack of the Clones 邦題:スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃

さてさて今日は、スターウォーズ第2話。一人前のジェダイへと成長したアナキンの戦いと恋の物語。といいますか、フォースの暗黒面に引きずり込まれる運命のアナキンの、人物像に迫った一作です。今回も、これで行きます!

「遠い昔 はるかかなたの銀河系で・・・」

「銀河元老院を被う暗雲・・・。数千の恒星系が銀河共和国からの離脱を表明したのだ。この動きの先頭に立つのはドゥークー伯爵。彼の妨害に逆らい、ジェダイ・ナイトは限りある人数で銀河系の平和と秩序を保たねばならなかった。かつてのナブーの女王アミダラ元老院議員は、貴重な一票を投じに、銀河元老院に戻る。その議案とは、”共和国軍を組織して、今や劣勢となったジェダイを支援すべきか否か”を問うものだった。」

前作(?)のエピソード1から10年が経ち、アナキン・スカイウォーカーも一人前のジェダイに成長しました。ってか、役者が名子役のジェイク・ロイドから青年ヘイデン・クリステンセンに変わったわけですが・・・^_^;

作品としては前作の3年後ですので、ナタリー・ポートマンも二十歳を過ぎ、大人の色香の漂う素敵な女性になりました!というか、そういう主旨の映画ではありませんよね。

10年ぶりに再会を果たしたアナキンとパドメ。アナキンはこの日の来るのを一日千秋の思いで待っていましたが、淡々としたパドメの反応に落胆します。しかし、彼女の身辺に危険が迫っていることから彼女の護衛をすることになり、徐々に二人はジェダイと政治家という境界を越えて近づいてゆきます。

執着が暗黒面への入り口になりかねないジェダイにとって、恋愛はご法度。ジェダイとして、一人の青年として苦悩するアナキンでしたが、命を懸けてお互いを守りあった二人は、めでたく(?)婚姻の契りを結ぶのでした!チャン、チャン!

だと、なんだかスペース・ラブ・ファンタジーになってしまいますが、ふたりがいちゃついている間にも、銀河の平和は風前の灯。

かつてジェダイの尊敬すべきリーダーだったドゥークー伯爵(クリストファー・リー)は、分離主義運動の指導者として、秘密裏に着々とクローン軍隊の準備を進めていました。

本作は、アナキンの青年時代の物語。そして、ジェダイの救世主と予言されたアナキンの苦悩と葛藤が描かれます。そういう意味では、もう少し切り口を変えれば立派なヒューマンドラマにもなりえたのですが、ベースがスペース・ファンタジーですから、そこまでは踏み込めない。

ということで、アナキンの描かれ方がイマイチ中途半端に終わってしまいます。これは決して、ヘイデン・クリステンセンの役不足だけではないでしょう。またお得意の活劇シーンも何箇所か描かれているものの、ちょっと迫力に欠けます。ただ、映像や音響の素晴らしさはこのシリーズ最高かも。

それにしても、ヨーダ、つ、強っ!(爆)で、背が小さいと、ライトセーバーってやっぱ短いのね!^_^;

まあ、消化試合の感は否めませんが、それなりにがんばって構成されてると思います。何よりも、ナタリー・ポートマンが美しくて・・・。

はてさて、二人はめでたく結ばれたけれど、そうは問屋が卸さない。なぜアナキンはダースベイダーになってしまったのか?持ち出された最終兵器の設計図は何なのか?次回エピソード3に乞うご期待!

出演:ユアン・マクレガー,ナタリー・ポートマン,ヘイデン・クリステンセン,クリストファー・リー,サミュエル・L・ジャクソン

監督:ジョージ・ルーカス 2002年

BOSS的には・・・★★★☆☆

スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃

おすすめ平均:4
41作目よりは面白かった。
2画と音は凄いけど
4ジャージャービンクスをもっと出すべきだった
5古典的な人間悲劇の風格
3予想通りの中弛み

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