Dead Poet Society 邦題:いまを生きる

2008年11月20日 21:16 | Movies

全寮制の名門男子校の若者たちと、破天荒な英語教師との心の交流を通して、若者たちが成長してゆくさまを描いたヒューマン・ドラマ。アカデミー脚本賞受賞作。

時は1959年、ニューイングランド(合衆国です!)のバーモント(チョコではありません)にある100年の歴史をもつキリスト教系の全寮制名門校ウェルトン。ここは「伝統・名誉・規律・美徳」が教育方針。新任の英語教師ジョン・キーティング(ロビン・ウィリアムス)は、そんな厳格な規律に縛られ自らの意思を声に出来ない若者たちの心を、詩と破天荒な授業を通して解き放ってゆきます。

イギリス系住民の多いバーモント、バグパイプ、本国イングランドのような秋から冬にかけての美しい風景。大人の手前の若者たちが、季節を知り時代を知り、また自ら何をし何を目指して「いまを生きる」べきか、それぞれが答えを捜そうとします。

原題の「Dead Poet Society」とは、キーティングがかつてウェルトン在学中に結成した、詩読サークル。学生たちが身につけようと必死になっている医学・法律・経営・工学は、生きるために必要な尊い仕事ではあるけれど、「詩」や美しさやロマンスや愛は、我々の生きる糧であると説きます。

「世界恐慌」ともいえる事態を巻き起こした原因のひとつに、自由経済主義とともにヘッジファンドなどによる数学的科学的な金融取引があったと言われています。

一方の極には、職人の手仕事みたいなものがあって、これは科学や学問ではなく、「アート」であり「愛」であり「詩」です。

キーティングが言いたかったのはそういうことなんでは?

彼が口笛で吹く曲は、チャイコフスキーの序曲「1812年」。1812年は、ナポレオンとフランス帝国に立ち向かった「祖国戦争」のあった年であり、ナポレオンの没落のきっかけとなった戦争でもありました。

転校生のトッド演じるイーサン・ホークは、学卒後初めての出演、いい感じです。若いです。ロビン・ウィリアムスは、「グーッド・モーニーン!」とは言いませんが、詩についてはやりのたまわります。こちらもいい感じです。

音楽は、「アラビアのロレンス」「ドクトル・ジバゴ」のモーリス・ジャール。「詩」をテーマにすると、どうしても上滑り的な、あるいは大上段からの物語になりがちなのですが、身近な出来事に彼らを置いたまま、ちょっとした感動を得ることが出来るいい作品です。

出演:ロビン・ウィリアムズ,ロバート・ショーン・レナード,イーサン・ホーク,ジョシュ・チャールズ,ゲイル・ハンセン

監督:ピーター・ウェアー 1989年

脚本:トム・シュルマン

音楽:モーリス・ジャール

BOSS的には・・・★★★★

いまを生きる

おすすめ平均:5
5観てよかった
5自然に涙が出てくる作品です
5生きてゆく中で大切な考え方が詰まっています。
5何度見ても、いい映画です。

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