2009.03.05

COLUMN

「仏作って・・・」

今日は昼間は、同友会活動やら企業訪問やらサポートやらで、息つく暇もなく東奔西走。夕方帰社して、見積もりやら企画やら。夜は土曜日に行われるアート塾の準備で、帰宅したのはシンデレラ・リバティ直前でした。

さて、今日のネットニュースによると、朝青龍が仏像のモデルになるらしい。しかも四天王のひとつ「毘沙門天」とくれば、さらっと通り過ぎるわけにはいかない。^_^;

「朝青龍 多聞天像のモデルに」

なんでも、熊本にあるお寺が依頼したそうなのですが、「毘沙門天」といえば最強の守護神であり、かの上杉謙信が自ら、生まれ変わりと信じた武神。兼信といえば「義」に生きた戦国武将であり、邪鬼の上に乗る毘沙門天を、「不義」をただし、「義」をつらぬく神として見ていたはずです。

で、問題は朝青龍が兼信バイアスの「義」まではいかなくても、「四天王」のひとつとなるべきいかばかりかの「徳」などを持っているかということ。「不屈の強さ」は、必ずしもイコール「徳」ではありませんからねぇ。「強さ」=「四天王」は必要十分条件たりえるのか???

確かにあの不敵なカメラ目線は、毘沙門天に相応しい顔つきであり、全身筋肉の甲冑に覆われた横綱は、仏像の格好のモデルだとは思いますが・・・。

まあ世の中には、「仏作って魂入れず」という諺(?)もあります。ってことは、彫られたモデルなど別にして、相応しい魂を入れれば、つまり入魂すれば立派な仏神となるということでしょうか?

100歩ゆずって「毘沙門天」はいいとしても、「不動明王」だけはよしてくださいね!

どう思われますか?センパイ・・・・^_^;

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