BOSS's Column

刺客として育てられた少年少女の生き様を描いた戦国アクションの続編。小山ゆうの同名コミックを、主人公あずみに最近白犬との競演CMで話題沸騰の上戸彩が熱演しています。

時は徳川と豊臣に２分された戦国時代末期。徳川側の刺客として育てられたあずみ（上戸彩）とながら（石垣佑磨）は、仲間をすべて失いながらも、浅野長政と加藤清正の暗殺に成功。服部半蔵の部下として家康の側近である天海に仕える伊賀忍者のこずえ（栗山千明）とともに、最後の標的である真田昌幸（平幹二朗）を討つべく、幽閉されている九度山に向かいます。

前作は、レディウェポンのパクリと非現実的な立ち回りや過度のスプラッターのため見送っていたのですが、仕事の関係から（笑）上戸彩を見る機会が増えたため、思い切って大人し目の本作を見てみました。

まあ、歴史の狭間に消えていった青春！というような、高尚な見かたも出来なくはないですが、結局のところ上戸彩ファンか、小栗旬のファンが見る映画。平幹二朗や高島礼子といった、いい大人が一生懸命熱演しているのですが、どうも「季節外れのセミの声」的な印象拭えず。キル・ビルの栗山千明も見栄えせず・・・。

ということで、ファンの皆様、ごめんなさい。ええ、いい映画です。がんばって、立ち回ってますよね。かわいいです、はい。

ちなみに日本刀は、よほどの名刀でないかぎり、普通の刀だと何人かを切ると刃こぼれしてしまって、もう使い物にならなかったそうです。

出演：上戸彩,石垣佑磨,栗山千明,小栗旬,平幹二朗,高島礼子

監督：金子修介　2004年

BOSS的には・・・★★☆☆☆

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