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2009年06月09日
Fifteen Minutes 邦題:15ミニッツ
犯罪者とその精神鑑定、メディアによる犯罪の劇場化問題を描いたサスペンス。
ニューヨーク市警殺人課のエディ(ロバート・デ・ニーロ)は、ニューヨークでは名の知れた刑事。一方、人気ニュース番組のアンカーマンであるロバート(ケルシー・グラマー)は、そんな彼の人気を利用し取材番組で視聴率を稼いでいました。
ある日、アメリカにやってきたチェコ人エミル(カレル・ローデン)とロシア人ウルグ(オレッグ・タクタロフ)は、犯罪の分け前を巡るいざこざから仲間と彼の妻を惨殺し、アパートに火を放ちます。火災現場に駆けつけた消防局の若手捜査官ジョーディ(エドワード・バーンズ)。しかし現場にはすでにエディの姿がありました。
一方エミルたちは、マスコミをうまく利用すれば犯罪自体が大金になることを知り、エディを捉えてその犯行の模様を撮影したビデオをマスコミに売り渡します。エミルは逮捕されますが、彼の計画通り精神異常を主張して罪を逃れようとします。
基本的なプロットは、冒頭でお話したように重大な犯罪を犯しても精神異常と診断されるという現代の法社会に対する問題定義と、視聴率を稼げる情報に対してはその内容に関わらず価値、いや貨幣価値を提供する現代マスコミに対するアンチテーゼなのですが、その骨組みに乗った名優たちの演技がとても素晴らしく、そんな問題など忘れてしまうほど映像に没頭してしまいます。
デ・ニーロです。ある意味、これまでのどの作品よりも彼らしさが出ている、年季というか貫禄が違います。エドワード・バーンズも、デ・ニーロとの対比の中でいい輝きだしてます。かすれた声はちょっと聞き取りにくいのですが、逆にその声の向こうの意思の強さがにじみ出る結果となっています。そして何よりもエイヴリィ・ブルックスの狂気溢れる演技、最高です。めちゃ狂ってます。
映像は結構グロいシーンがあるのですが、ハンディカムの特殊効果を通した映像という仕掛けが、目をそらせることなく残酷なシーン、いや人間の持つ残酷さをしっかりと伝えてきます。普通のカメラアングルも結構、私好み。それにしてもハリウッドのカメラって、なんで平気であんなによるんでしょうねぇ〜。まあ、出演者がアップに耐えられることが必須ではありますが。
出演:ロバート・デ・ニーロ,エドワード・バーンズ,ケルシー・グラマー,エイヴリィ・ブルックス,メリナ・カナカレデス
監督:ジョン・ハーツフェルド 2001年
BOSS的には・・・★★★★☆
おすすめ平均:
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もっとムービー・アーカイブスはこちら >>> 「ムービー・インデックス」
投稿者 boss : 2009年06月09日 20:37

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