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2009年07月09日
Red Sun 邦題:レッドサン
コマンチとのいざこざの残るアメリカ西部を舞台に、列車強盗の男たちとそこに居合わせた日本の武士との強奪品を巡る西部劇。監督は「夜の訪問者」のテレンス・ヤング、当時人気の、チャールズ・ブロンソンとアラン・ドロンの顔見世公演に日本が誇る「世界のミフネ」の三つ巴です。
1870年、アメリカ西部。日米修好の任を帯びた日本の大使、坂口備前守(中村哲)と護衛の武士、黒田重兵衛(三船敏郎)、名室源吾(田中悟)の一行は、特別列車で合衆国大統領に献上する宝刀を警護しながら東へと向かっていました。しかしその列車には、金貨が積まれた郵便車両が連結されており、ボスのリンク(チャールズ・ブロンソン)と相棒のゴーシュ(アラン・ドロン)率いる悪名高い強盗団に襲撃されます。
奇襲でまんまと金貨を手に入れた彼らは、侍たちの乗る列車にも乗り込み、大統領に献上する黄金に輝く宝刀を強奪します。そして、かねてからボスの座を狙っていたゴーシュはリンクを罠にかけて列車もろとも爆破し、意気揚々と引き上げてゆきます。一命を取り留めたリンクを案内役に、7日間の猶予をもらった重兵衛は、馬にまたがってゴーシュ一味を追い、西部の荒野に馬を進めます。
西部劇と言っても監督はイギリス人で制作はフランス。登場人物はブロンソン以外はフランス人に日本人。西部の荒野を馬で駆ける「武士」という破天荒なお話ですが、ピストルをぶっ放す「ガンマン」と、スカートをはきながら動きの敏捷な「サムライ」との組み合わせに、思ったほど違和感を感じないのは、同じ時を生きていた若者を描くゆえの同時代性のせいかもしれません。
ただ、馬に乗れるかと聞かれた重兵衛が戸惑うシーンや、いくら綺麗好きの日本人とはいえ雪山の山頂で風呂には入らんでしょうというような、ちょっと無理無理な部分は目に付きます。物語はもちろん、予定調和に向かって展開してゆくわけですが、滑稽なほどには描かれていない「サムライ」や「武士道」のおかげで、展開は自然です。もちろん、その自然さに寄与する3人の名優の演技も素晴らしいのですが。
最終的にはご想像どおり、西部を生きる男のロマンが、武士道に触れることによってさらに輝きを増し・・・という結論に達するわけですが、ヤングとブロンソンのPR映画と言えなくもない。もちろん、クロサワへのオマージュの意味もあるのですが。
西部劇というよりは西部を舞台にした男たちのドラマ。って、「西部劇」っていうのか知らん?とにかくちょんまげありですので、異色です。
出演:チャールズ・ブロンソン,三船敏郎,チャールズ・ブロンソン,アラン・ドロン,ウルスラ・アンドレス,キャプシーヌ
監督:テレンス・ヤング 1971年 フランス映画
BOSS的には・・・★★★☆☆
おすすめ平均:
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もっとムービー・アーカイブスはこちら >>> 「ムービー・インデックス」
投稿者 boss : 2009年07月09日 19:42
★★いただいたコメント★★
「レッド・サン」当時の
人気俳優チャールズブロンソン、三船敏郎、アランドロンの共演。
映画観にいきました。
世界と互角に戦えるのはやっぱり三船敏郎でしたね。
映画の良し悪しよりも3大スター共演の方が
大きく話題にされた映画でした。
でも懐かしい。(^_-)-☆
投稿者 kiyo : 2009年07月09日 23:25
> kiyoさん
はい、さすがに三船、脚本のまずさをカバーして、
テレンス&チャールズ軍団とタメはってました!(^_^;)
確か当時、ブロンソンはマンダム、ドロンはダーバンのCFをバンバンやってましたよね!
投稿者 BOSS : 2009年07月10日 12:27

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