ベドジフ・スメタナ 連作交響詩「我が祖国」第2曲「モルダウ」

2009年11月 6日 22:26 | CLASSICS

2009110601.jpgおうし座流星群の夜には、チェコの代表的作曲家、スメタナの有名な曲「モルダウ」です。理由は特にありません。^_^;

1924年、チェコ西部のボヘミア地方に生まれたスメタナは、若い頃にピアノとヴァイオリンを学び、醸造業を営む父の反対を押し切ってプラハに出ます。そして24歳の時、リストからの資金援助を得て自身の音楽学校を設立します。

学校経営の傍ら作曲活動を行いますが、50歳の時に梅毒により耳が聞こえなくなります。しかし作曲活動を続けた彼は、その頃から5年の歳月をかけてこの連作交響詩を作曲します。つまりあの美しくも有名な「モルダウ」の調べは、交響曲の父ベートーベンのようにほとんど音の聞こえない中で作られたものなのです。

この連作交響詩は、そのタイトルが示すとおり、祖国チェコへのスメタナの思いのこもった作品で、またチェコという国をその調べに明確に乗せた最初の作曲家ということで、「チェコ国民楽派」の開祖とも呼ばれています。弟子の一人は、もちろんドヴォジャーク(ドヴォルザーク)です。

「モルダウ」は6つの交響詩からなる「我が祖国」の第2曲になります。ちなみに「我が祖国」自体は、

第1曲:「ヴィシェフラド」(ヴィシェラド城)
第2曲:「ヴルタヴァ」(モルダウ)
第3曲:「シャールカ」
第4曲:「ボヘミアの森と草原から」
第5曲:「ターボル」
第6曲:「ブラニーク」

と、なっています。

20091107011.jpg澄んだ水面が輝きながら揺れるようなイントロから始まるこの曲の題材となったモルダウ川は、ドイツ国境のエルツ山脈にその源流を持ち、ボヘミア地方の平原を北上し、最後はエルベ川に流れ込みます。

その浪々とした流れと澄んだ水の輝きの美しさをまぶたの裏に刻んだスメタナは、梅毒発症の10年後、1884年に遂に脳障害を起こして精神病院に送られ、そのまま帰らぬ人となります。

狂気の狭間からのぞいたモルダウは、かわらず浪々と流れていたのでしょうか?

手元のCDは、私にしては珍しくカラヤン指揮、オケはこれまた珍しい組み合わせのウィーン・フィル、1985年の録音です。

レアな音源なのか、Amazonには中古もありません。^_^;

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