2009.12.15

COLUMN

「師はまだ走らず、BOSSはずっと走りっぱなし。」

今日も午前・午後と外出でお客様を訪問。師走行事の年末挨拶ではまだないのですが、なにやらばたばたと忙しい毎日です。来週からはこれに挨拶回りが加わるわけで、はたして気力・体力もつのか・・・がんばります。

「普天間基地移転」の結論を来年5月頃までとする政府方針が出されたことが、今日の報道番組で放送されていました。(偉そうに語る)アナウンサーは「先延ばし」的論調で、町の声も地元沖縄市民も専門家の意見も、まるでその方向のインタビューを選んだよう。

首相や閣僚の判断、実はわかるような気がします。国のTOPとして、これまでの路線に疑問を呈して半年あまり。実際にTOPとなって判断する地位と責任を担ってまだ3ヶ月。

私たち経営に携わる者も、時にはこういう状況下での判断・決断を迫られることがあります。そういう視点から見ると、現在のような状況やこれまでの既定路線の中で流されてしまうより、一度思い切って立ち止まってリセットする。もちろん、ただこれまでの方針を否定するだけではなく、違う視点・論点から時間をかけてすべてを再検討することは、TOPとして必要なことではないでしょうか?

対アメリカ、そして今回移転してしまえば、次にはもう早々移転はないと思われる重要な判断。そういう問題であることを私たち国民一人一人がしっかりと認識し、むしろ世論の後押しとして政府にあるべき形をしっかりと議論してもらうべきなのではないでしょうか?

これは与党とか野党とかの問題ではなく、私たちの日本の未来のひとつの形として、あるいはダム問題や箱物政治、地球温暖化への取り組みなどと同じように、私たち自身の問題として私たちの子供や孫たちの未来の問題として、しっかりと認識する必要があると思うのですが・・・。

今が期限であるにもかかわらず行わないのが「先送り」。本当に今が限界の期限なのか?「先送り」を叫ぶあなたは、そう信じているのでしょうか?田口さん。

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