2009.12.21

COLUMN

「ゼロ戦」

今日も一日のほとんどが外出でした。昼食を取りながらの会議があったりで、デスクに向かったのは数時間。まさに椅子を暖める暇もなし。それでも、年末は着実にまた1日近づいています。明日は自社の忘年会です。

fszeromono1.jpg昨日の夜、テレビで「ゼロ戦」の特集をやっていました。F4Fと優位に戦った21型、その後徹底的に研究され尽くされ、その結果生まれたF6Fとゼロ対策交戦術になすすべのなかった52型。緑の翼とともに大空に散った沢山の若者たち。

インタビューには90歳前後の元パイロットたちがたくさん出てました。そんな時代と比べるなんてナンセンスかもしれません。戦争なんて馬鹿げたもの、否定すべきものかもしれません。しかしあの時、国の為に命を散らした数多くの若者がいたことは事実であり、その事実はしっかりと肯定すべきでしょう。

私たちは彼らが抱いたような強い思いをもって、今を生きているでしょうか?こんなこということ自体、オッサンなのかもしれませんねぇ。

私が「ゼロ戦」に対して思い入れが深いのは、兵器としてのフォルムの美しさやラインバランスもさることながら、陸軍の「隼」と並んで対戦中最も有名な戦闘機であると言う理由からではなく、海戦当初に「ゼロファイター」としてアメリカ兵に恐れられたからでもなく、実は単に「三菱」製だからかもしれません。(爆)

INDEX

CATEGORY

ARCHIVE