2010.08.24

COLUMN

「クメール・ルージュ」

はい、今日は年に一度の天皇誕生日。みなさんはいかがお過ごしでしたか?

朕こと天皇である私は、激しい仕事の後に激しい同友会大学第3講に出席いたしておりました。

今夜は、「NPO法人かものはしプロジェクト」の村田早耶香代表を講師に、「あきらめなければ夢に近づく」と題した、カンボジアの児童買春撲滅のために彼女が立ち上げたNPO法人にまつわるお話でした。

2010082501.jpgカンボジアと聞いて私が真っ先に頭に浮かんだのは「クメール・ルージュ」、いわゆるポルポト派の中でも超極左暴力集団。70年代の大量虐殺を知らない方はいないですよね!

最近は政情も安定してきて、ベトナムに次ぐアジアの製造工場化の兆しも見えてきた。かのユニクロの900円ジーンズは、たしかカンボジア製ですよね!

村田代表は、カンボジアの児童買春も落ち着いてきたので次なる貧民国を探しているらしい。

そういう方向もあるけれど、現地に根を張り、手段を選ばない誤った共産主義に毒された人たちに、ゼニカネではない真の喜びや心の豊かさをもっともっと広げて欲しい。

そのためには、1人1000円の寄付を集めるのではなく、ユニクロとか日米欧のゼニゲバ・トップ企業たちを相手に回し、しっかりと儲かる仕組みの中にその存在意義を見出し、逆にもっともっと広く現地の人たちに還元してあげて欲しい。

そして彼らがエコノミック・ホリックな人たちの犠牲にならないように、しっかりと見張ってて欲しい・・・。

「そんなことは、あなたがやりなはれ!私たちは世界から児童買春を撲滅することが目的なのだから・・・。」

はい、おっしゃるとおりです。学ぶべきは、「理念」の大切さでしたね!失礼いたしました。

後ろの席の某社長は、「貧困を作った資本主義が悪い!」とおっしゃってましたが、カンボジアは純粋すぎるほどの共産主義国家だったのですよ!

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