前照灯考察その3「そもそもHIDとはなんぞや?」E38

2010年9月 3日 23:07 | E38 , | F1 & Cars & Bike

以前、歴史的検証をおこなった自動車の前照灯。80年代のハロゲンまでは、あのエジソンが発明したという電球と同じように、フィラメントに電気を通すことで光ります。電球内に封入されるガスなどはいろいろと工夫されましたが、基本は豆電球と同じ構造なのです。

一世を風靡したハロゲン。竹内まりやの歌(「もう一度」)にも出てくるハロゲン。最近話題のディスチャージ(以下HID)は、そのハロゲンとどう違うのか?

HIDはハロゲンのようにあのネジネジしたフィラメントを持ちません。一般家庭で言えば電球に対して蛍光灯のようなもの。HIDは「High Intensity Discharge」の略。直訳すると「高輝度放電装置」となります。

トヨタ・マツダ・三菱・ダイハツ・スズキ:ディスチャージ、ホンダ:ディスチャージ(HID)、日産:キセノン、スバル:HID と、国内自動車メーカーごとにいろいろな呼称を使っていますが、すべて同じものです。

キセノンガスを封入したバルブ内の電極間の放電で発光する、それはそれは小さな蛍光灯なのです。それでHIDではこの電球のことをバルブとは言わずバーナーと呼びます。燃やすんですねぇ~怖いですねぇ~。

そして電球よりも蛍光灯のほうが同じワット数でも明るいのは皆さんご存知の通り。それは車のヘッドライトでも同じことがおこります。

つまり家庭の蛍光灯同様、一般の電球よりも明るく、消費電力は少なく、フィラメントという断線するものも存在せず、寿命も長い。

なんだかいいことずくめのようですが、世の中、そうは問屋が卸してくれない。

まずは、蛍光灯に安定器が必要なように、バラストと呼ばれる昇圧器が必要で、その分コストは当然高くなります。ボンネット内の一部配線には2万ボルト近い高圧電流が流れることになりますから、意味もなく「電気、怖い・・・」人は、それだけでもうすでに駄目かも・・・。

また、野球場やグラウンドの水銀灯などでご存知の通り、点灯直後は色温度が高くて暗く、安定した明るさになるまでに数秒~数十秒必要になります。

アフターマーケットで販売され始めた10年ほど前は、2球セットで機器代だけで20万円近くしていましたが、量産効果、というよりはお隣の中国での生産技術の向上により、新車のディーラーオプションが5諭吉程度に、オークションサイトでは部品だけだと左右セットでなんと5000円くらいから入手できるようになりました。

             HID           ハロゲン     比較
バルブ定格     12V35W          12V55W       
最高光度     202,500cd       67,500cd       3倍
光束          3,200lm        1,550lm          2倍
色温度        6,000ケルビン     3,200ケルビン
投光色          青白            薄黄色
寿命         2,000時間      400時間          5倍

注:某HIDメーカーの公称

HIDとはなんぞや?お分かりいただけましたか?そうです、猿やイノシシまで徘徊する暗い夜道には、いまやHIDは必需品なのです。最近は装着されてる方も増えてきましたよね!

どうです、皆さんも「HID」欲しくなってきたでしょう!?  To be continued...

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