八つ墓村

2011年3月 6日 19:31 | Movies

終戦直後の岡山県の山村を舞台に起こった連続殺人事件に名探偵金田一耕助が挑む推理サスペンス。横溝正史原作のベストセラーが原作。今回の金田一役は、トヨエツこと豊川悦司。

昭和24年の神戸。母鶴子を失い天涯孤独となった工員の寺田辰弥(高橋和也)は、母方の祖父井川丑松(織本順吉)から、自分が岡山県の山村にある八つ墓村の400年続く豪庄、田治見要蔵(岸部一徳)の息子であると知らされます。

yatuhakamura.jpg田治見家の森美也子(浅野ゆう子)の案内で村を訪れた辰弥は、一家の跡継ぎになるように言われます。そんな彼に老婆の占い師、濃茶の尼(白石加代子)は、村に入れば八つ墓明神の祟りが起こると言われます。

八つ墓明神とは、かつて毛利一族に追われてこの地に逃れてきた尼子の落武者の祟りを恐れて村人が建てた墓のことでした。

辰弥の身を案じた諏訪弁護士(井川比佐志)は、知り合いの探偵である金田一耕助(豊川悦司)に調査を依頼。金田一が村を訪れた翌日、辰弥の腹違いの兄である久弥が毒を盛られて殺害され、金田一は早速調査に乗り出します。

「犬神家の一族」と本作は、横溝正史の原作を読んだ数少ない作品なのですが、原作の持つおどろおどろしさを少ない予算でよく映像化していると思います。

2作共に共通する、「B級スプラッター作品」レベルの怖いと言うよりは可笑しい演出も共通。大きな違いは金田一耕助役の役者さんがかもし出す雰囲気の違いでしょうか?

石田浩二はオーソドックス、今回の豊川悦司はちょっとお茶目!と言う感じでしょうか?本作のトヨエツはまだまだ若くて売出し中というか役作り中という感じで、最近の織田信長役で見せたあの雰囲気は皆無です。(笑)

まあ、物語はまず怪奇的な殺人が起こり、登場人物の誰もが持つ動機、ミッシング・リンクに見せかけた連続殺人、意外な結末という推理小説の王道を行くものですが、小説と違って犯人は最後まで誰にもわからせない展開なので、私のように斜めに観ている人間にはちょっと残念。

もう少し種明かしをしながら展開してもいいのでは?「ああ、そっか!」と思わせる作りこみが、人形の首が吹っ飛ぶよりはいいのではないかと思うのですが、まあ一般の方が対象ですから仕方ないですかね。

まあ、原作のよさに助けられて、「犬神家」よりはロジカルで納得できる展開の作品です。

出演:豊川悦司,浅野ゆう子,高橋和也,宅麻伸,岸田今日子,岸部一徳,萬田久子,喜多嶋舞,加藤武,白石加代子,神山繁,吉田日出子,石倉三郎

監督:市川崑 1996年

BOSS的には・・・★★★☆☆

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