For Whom the Bell Tolls 邦題:誰が為に鐘は鳴る

2011年9月 6日 20:45 | Movies

文豪ヘミングウェイの同名小説を映画化したドラマ。アカデミー賞助演女優賞受賞作品。786本目の映画投稿です。

1937年、スペイン北部。当時スペインは左派の人民戦線政府軍とフランコ将軍率いる右派反乱軍との間で内戦状態にあり、左派はソビエトの、右派はドイツ・イタリアの支援を受け、第2次世界大戦の前哨戦の様を呈していました。

For-Whom-the-Bell-Tolls.jpgアメリカ人の大学講師ロバート・ジョーダン(ゲイリー・クーパー)は、個人的信条からファシズムに異を唱え、人民戦線のゲリラ活動に身を投じていました。

新たに彼に与えられた任務は、人民戦線の反抗にタイミングを合わせた山間の渓谷にかかる鉄橋の爆破でした。ジョーダンは同士のジプシー、アンセルモ(ウラジムル・ソコロフ)を通じて、現地近くに暮らす同じく人民戦線に加担するジプシーたちに援助を依頼します。

ジプシーたちのリーダーはパブロ(エイキム・タミロフ)。かつては勇敢な人民戦線の闘士でしたが、その志を失い、今や酒びたり。妻のピラー(カティナ・パクシヌー)がグループをまとめていました。

ここには、市長の娘で、町を占拠した反乱軍に辱めを受けたあとジプシーたちに救出されたマリア(イングリッド・バーグマン)という女性がかくまわれていました。そしてジョーダンとマリアは、お互いを意識しあうようになります。

しかし、反乱軍は人民戦線の反抗や橋の爆破の情報をすでに掴んでいたのでした。

1943年の作品です。1943年と言えば、太平洋戦争で連合軍が反抗を開始し、本土爆撃が始まった頃です。そんな頃にこんな映画を作っていた国と本気で戦っていたのですねぇ~。

内容的には、内戦の狭間に咲いて散ったコイバナの話で、ご存知ヘミングウェイは恋愛小説家ではないので、その事の妙よりも歴史に翻弄される人間模様がはやりメインとなります。キャストで言えばパブロとかピラーの描写ですね。

スペイン内乱といえば有名なのはピカソの描いた「ゲルニカ」ですね。あれは反乱軍による空爆の悲劇を描いた作品でしたが・・・。

それにしてもイングリッド・バーグマン、美しい。当時28歳。一方、額の皺が私そっくりのゲイリー・クーパーは42歳。ゲリラの戦士としてはちょっと老けているかも?

有名なテーマ曲は、ヴィクター・ヤングの手によるもの。

学生時代に小説は読んだのですが、映画はついぞ見る機会がありませんでした。戦争の意味などを語るつもりはありませんが、明日を信じつつも、今をどれだけ大切にして生きてゆけるか・・・。さすがの原作に考えさせられる作品です。

出演:ゲイリー・クーパー,イングリッド・バーグマン,エイキム・タミロフ,アルトゥーロ・デ・コルドヴァ,ジョゼフ・キャレイア,カティーナ・パクシー,ウラジミール・ソコロフ

監督:サム・ウッド

原作:アーネスト・ヘミングウェイ

音楽:ヴィクター・ヤング

BOSS的には・・・★★★☆☆

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