2012.02.28

Movies

THE FINAL COUNTDOWN 邦題:ファイナル・カウントダウン

アメリカ海軍の原子力空母が洋上でタイムスリップし、1941年の日本海軍による真珠湾攻撃に遭遇してしまうSF映画。662本目の映画投稿です。

1980年、ハワイ沖を航行中のアメリカ海軍原子力空母ニミッツに、国防省から派遣されてきた民間人のラスキー(マーティン・シーン)が乗り込んできます。

THE_FINAL_COUNTDOWN.jpgやがて気象係から突然の竜巻来襲を知らされた艦長のイーランド大佐(カーク・ダグラス)は、真珠湾に引き返すよう指示を出しますが、空母は閃光と青白い光に包まれ、耳をつんざく高周波音に襲われます。

再び穏やかさを取り戻した館内には第二次大戦中のラジオが流れ、事態を把握するために送った偵察機が撮影した真珠湾には、なんと無傷の太平洋艦隊戦艦アリゾナの姿がありました。

情報が集まるにつれ、信じがたいことではありましたが、空母ニミッツは40年前にタイムスリップしてしまったようでした。そしてその日はちょうど、日本海軍が真珠湾を奇襲攻撃し、太平洋戦争が勃発するまさにその日だったのです。

状況を把握し、あくまでも米国海軍の戦闘艦として日本軍に立ち向かう決断を下した艦長と、歴史を変えてはならないと主張するラスキーは対立します。

原子力空母が第二次世界大戦中にタイムスリップしたら、どうなる?的なとんでもない物語なのですが、アメリカ海軍の全面協力を得、また実際の空母ニミッツの乗組員がエキストラ出演、空母からはF-14やF-8などの離着陸シーン、甲板のカットなどマニアには見所たっぷり。

でもゼロ戦とF-14のドッグファイト、マッハ2を超えるF-14が失速せずにゼロ戦の後ろを追跡できるかどうかはちょっと怪しいですが・・・

実際のニミッツ乗組員の皆さんも、お疲れ様でした!ですが、ちょっと素人芝居も観られたりして・・・やっぱりA級にするにはNGでしょうねぇ~。

6年後のトップガンも海軍全面協力作品ですが、こちらのほうは展開上もかなりシビアに作られている。この辺が、ドン・テイラーとトニー・スコットの世代の違いなのでしょうか?

まあ落ちもなかなかで、この時代のSF映画としてはよく出来た作品。音楽はジョン・スコットですが、微妙・・・

個人的にはタイムパラドックスの矛盾をどう扱うのかという科学的視点と、まさか「赤城」「加賀」「蒼龍」「飛龍」がF-14にやられるのではという右翼的視点が混在しつつ、やっぱり戦闘機乗りになればよかったと公開しながら楽しませていただきました。

ちなみにロックバンドのヨーロッパがヒットさせた同名曲とは、まったく関係ありませんのであしからず。

出演:カーク・ダグラス,マーティン・シーン,キャサリン・ロス,ジェームズ・ファレンチーノ,ロン・オニール,チャールズ・ダーニング

監督:ドン・テイラー 1980年

音楽:ジョン・スコット

BOSS的には・・・★★★☆☆

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