2012.03.22

Movies

Message in a bottle 邦題:メッセージ・イン・ア・ボトル

浜辺に打ち上げられたボトルに入ったメッセージから始まる大人のラブストーリー。672本目の映画投稿です。

離婚して間もないシングルマザーのテリーサ(ロビン・ライト・ペン)は、休暇を過ごしにやってきた海岸をジョギング中に、打ち上げられた空き瓶を拾い上げます。その瓶の中には、キャサリンという名の女性に宛てた誠実な愛の言葉が綴られていました。

message_in_a_bottle.jpg心を打たれた彼女は、手紙を勤務するシカゴ・トリビューン紙のオフィスに持ち込みます。同僚の女性たちすべてを感動に包んだその手紙。その様子を見ていたボスのチャーリー(ロビー・コルトレーン)は、勝手に手紙を紙面に掲載してしまいます。

ボスの行動に憤慨する彼女のもとには、何百通もの読者からの感動の手紙が届きます。手紙について調査を始めた彼女は、手紙を書いたと思われる男性ギャレット・ブレイク(ケビン・コスナー)を探し出します。

テリーサは彼の住むという小さな港町に出向き、2年前に病気でこの世を去った妻キャサリンを忘れることが出来ないでいるギャレットに出会います。

全米で170万部を売り上げた同名ベストセラー小説の映画化作品です。瓶にメッセージを入れ・・・という話は昔からあって、私も中学生の頃に近くの吉野川でメッセージを入れた瓶を流したものです。今なら「不法投棄」かも???

さて、それぞれシングルとなったいい男いい女がしかるべき理由で出会えばそうなるように、このふたりもそうなります。最初に「大人の」と断りしましたが、そういうことです。

それは「おいおい」と言う感じではなく、逆に主人公たちが(ケヴィン・コスナーとロビン・ライトではなく)「普通の」男女であることをうまく伝えてきます。

で、ギャレットの父親役でなんとポール・ニューマンが出演しているのには、ちゃんとそれなりの理由があったわけです。

最初、ケヴィン・コスナーの監督主演作品かと思ったくらい、ベッドシーンがちょっと長くて。この辺は客寄せのためのサービスなのかもしれませんが、個人的には大幅カットで結構です。

純愛ではないけれど、何もかも普通だから自然に見れるラヴ・ストーリーは、きっと女性の方にはぴったりでしょうね!

それにしても、いつの世もどこの国でも、男と言うのはいつまでもネチネチ、女性はドライですなぁ~。

ちなみに、ポリスの同名曲とは何の関係もございません。

出演:ケヴィン・コスナー,ロビン・ライト,ポール・ニューマン,ジョン・サヴェージ,イリーナ・ダグラス,ロビー・コルトレーン,ジェシー・ジェイムス

監督:ルイス・マンドーキ 1999年

BOSS的には・・・★★★☆☆

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