邦題:長崎ぶらぶら節

2013年1月29日 20:45 | Movies

昭和初期の長崎を舞台に、無償の愛に生きた一人の芸者の姿を描いた文芸ロマン。740本目の映画投稿です。

大正時代。日本三大花街の一つと言われた長崎丸山。ここの遊郭に売られてきて40年、長崎一の芸者と言われるようになった愛八(吉永小百合)は、きっぷの良さから誰からも慕われていました。

burabura.jpgある日彼女は、五島町の大店万屋の十二代目で風俗研究の学者古賀(渡哲也)と運命的な出会いを果たします。そして、古賀の頼みを受けて、愛八は長崎に伝わる歌を探す旅に同行します。

2年間にわたる長旅の間に、二人の間には特別な感情が芽生えますが、決して肌を重ねることはありませんでした。

旅の終わりに彼らは、長崎ぶらぶら節という歌に出会います。それは、愛八が遊郭に売られるとき、女衒の男が歌ってくれた思い出の歌でした。

歳月が過ぎ年号は昭和に変わり、古賀を忘れること無くしかし会いもせず、愛八は幼い頃から我が子のようにかわいがっていたお雪(尾上紫)に芸を仕込んでいました。

ところがお雪が肺病を病んでしまいます。治療費に苦慮した愛八は、詩人の西條八十(岸部一徳)の紹介で「長崎ぶらぶら節」をレコードに吹き込み、その印税を全てお雪の治療費に当てることにします。

原作は、作曲家のなかにし礼。大正から昭和にかけての庶民の暮らしや花町の様子を垣間見ることができます。

テーマは不遇の中でも、他人のために生きる一人の女性の生き様であり、また花街の芸者でありながら意中の人に対して貫きとおすプラトニックな愛情。それは、「女の意地」でもありました。

わが国が誇る美しい女優、吉永小百合。当時はもう55歳を過ぎていましたが、美しいです。

芸子の踊りなどというものは、テレビくらいしか見ることはできませんが、素晴らしいですよね。これも日本の伝統、残すべき芸能です。

大正と言う地味な時代の、しかも地方の一芸者の物語ではありますが、そんなこんなを描いた物語や映像は後世に残しておきたいと思いました。

出演:吉永小百合,渡哲也,高島礼子,原田知世,藤村志保,いしだあゆみ,尾上紫,高橋かおり,松村達雄,岸部一徳,永島敏行,勝野洋

監督:深町幸男 2000年

原作:なかにし礼

BOSS的には・・・★★★☆☆

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