邦題:薄桜記

2013年12月 1日 19:16 | Movies

吉良邸に討ち入りした赤穂浪士の一人、堀部安兵衛の半生を描いたフィクション時代劇。805本目の映画投稿です。

高田の馬場で行われていた叔父の果し合いの助っ人に駆けつける中山安兵衛(勝新太郎)は、すれ違った旗本の丹下典膳(市川雷蔵)にの結び目が解きかけていることを知らされます。

hakuouki.jpg堀部弥兵衛(荒木忍)の助けを得て、安兵衛は敵を倒しますが、そこに駆けつけた典膳は、安兵衛の相手が同門知心流であることを知り、その場を去ります。

同門を見捨てた典膳は、堀内一刀流の安兵衛への決闘を迫られますが、これを拒否したことで破門されます。

一方、同罪とみなされた安兵衛も、師匠堀内源太左衛門(嵐三右衛門)の心中を察し、道場を去ります。

源太左衛門の紹介で上杉家江戸家老千坂兵部の名代長尾竜之進(北原義郎)が安兵衛に仕官の口を持って来ます。安兵衛は竜之進の妹千春(真城千都世)に心引かれてゆきます。

ある日、墓参の途中で野犬に襲われた千春は典膳に助けられますが、その折に野犬を撲殺してしまいます。世は5代将軍綱吉が「生類憐みの令」を発布していた時代。しかし、典膳は安兵衛の機転でその場を逃れます。

その日の夕方、安兵衛は知心流の門下に襲われますが、典膳の助っ人でこれを退けます。しかし、千春と典膳が恋仲であり祝言も近いことを知った安兵衛は、上杉家への仕官を断り、堀部弥兵衛の娘お幸(浅野寿々子)の婿になって播州浅野家に仕える運命となります。


12月になると、毎年のようにドラマが組まれる「赤穂浪士の討入」。本作はそのサイドストーリーといいますか、今時の言い方をすれば「スピンアウト」と言ったところでしょうか?

それも47士のうち最も剣が立つと言われ、大石蔵之助に次ぐ人気者の「堀部安兵衛」が、越後出身でありながら何故赤穂藩に仕え、討入りに参加することになったかを独自の視点で描いた時代劇です。

しかし、主人公は堀部安兵衛ではなく、彼と関わりを持ち数奇な運命を生きた片腕の剣豪「丹下典膳」の物語なのです。

まあ、中身は観ていただくとして、勝新、若いです。市川雷蔵、男前です。真城千都世、怖いです・・・。

展開的には、現代人の思考選択としては理解できないことも多いのですが、実はこれ、いわゆる「武士道」といいますか「武士は食わねど・・・」の世界なんですね。

実は本作は、そういう階級に生まれた人間の、悲しくも美しい恋の物語なのです。そして根底に流れる「葉隠」的思想を理解されれば、なかなか味のあるドラマであります。

出演:市川雷蔵,勝新太郎,真城千都世,三田登喜子,大和七海路,北原義郎,島田竜三,千葉敏郎,舟木洋一,伊沢一郎,須賀不二男

監督:森一生 1959年

原作:五味康祐

BOSS的には・・・★★★☆☆

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