邦題:機関車先生

2014年6月 5日 19:00 | Movies

瀬戸内海の小島を舞台に、口のきけない先生と生徒たちの交流と成長を描いたドラマ。

瀬戸内海に浮かぶ小島、葉名島に向かう小船に一人の青年、吉岡誠吾(坂口憲二)が乗っていました。その到着を待ちわびていたのは、島で唯一の小学校である水見色小学校の佐古校長(堺正章)でした。

kikanshasensei.jpeg臨時教員がやって来るという噂を耳にした子供たちも、期待と不安で大騒ぎ。校長と共に教室に入ってきたのは、大きな身体と優しい目をした先生でした。

早速黒板に向かった吉岡は、「ぼくは話すことができません。でも、みなさんと一緒にしっかり勉強します。どうぞよろしく」と書きます。驚きで言葉を無くす子供たち。しかしすぐに子供の一人が、教室に飾ってある機関車の写真を指差しながら言ったのは、「先生は大きくて強そうだから、機関車先生や!」

こうして、機関車先生と島の子供たちとの毎日が始まりました。

口のきけない教師が、小学校とはいえ普通の生徒に教育が出来るのか?特に小学校教員には児童心理学が必要と言うほど、学問を教える以外にさまざまな教育ややり取りがあるはず。

そして主人公は何故、口がきけなくなったのか?口がきけないのに教師になったのか・・・。

そういう疑問には答えないままに、物語は進んでゆきます。

原作は読んでいませんが、映画ではそういう茶飯事的なことはカットして、ただただ大人たちや子供たちのやり取りに私たちを集中させます。

そういう無理やり感に少々うんざりしながら見ていましたが、最後は製作者の狙い通りウルウルしてしまいました。

それは、美しい瀬戸内海とそこに浮かぶ島の風景と共に、瑣末なことをそぎ落とした状態の人間が本来生まれ持った素朴な姿を描いたことによるものです。

原作は夏目雅子の旦那だった伊集院静。舞台は地元香川県だったんですね!

監督は、「SM教室・失禁」「発情娘・ぐりぐり遊び」「盗撮マニア・FRIDAYの女」など、いわゆるピンク映画で有名な廣木隆一。地元に誘致した人も、地元にこの監督を紹介するのは一苦労だったでしょうねぇ~。

ただ、この監督ならではのカットもあれこれあって、特に女性を美しく艶かしくとったり、人の行動の躍動感などの表現に優れた監督だと思いました。

そういう意味で、他の(ピンク)映画も是非観てみたいと思います。

個人的には地元映画としては、セカチューに次ぐ名作だったのでは?

出演:坂口憲二,倍賞美津子,大塚寧々,伊武雅刀,堺正章,佐藤匡美,千原靖史,寺島しのぶ

監督:廣木隆一 2004年

原作:伊集院静

BOSS的には・・・★★★☆☆

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