BOSS's Column

落ち目のミュージシャンと普通の女性が出会い、協力してラブソングを作るロマンティック・コメディ。ラブソング・ラブコメディ？890本目の映画投稿です。

1980年代に爆発的な人気を誇ったポップ・グループのボーカルでソングライターのアレックス（ヒュー・グラント）は今ではすっかり落ちぶれて、時折懐メロのイベントにお呼びがかかるだけ。

そんなアレックスに千載一遇の復活のチャンスが訪れます。世界的なヒットを飛ばしているカリスマ歌姫、コーラ（ヘイリー・ベネット）から新曲を提供して欲しいというオファーがあります。

コンサートが間近に迫っており、曲作りにかけられる時間はわずか。一流の作詞家との共同作業を進めようとしますが、どうもうまくいかない。そんな時、アレックスのアパートに植木の世話をしに来ていたアルバイト女性がつぶやいた言葉が、彼の心を捉えます。

彼女の名前はソフィー（ドリュー・バリモア）。彼女はもともと作家志望でしたが、失恋の痛手から筆を折ったまま平凡に暮らしていました。

三文小説ばりのわざとらしい展開から始まる本作。そんな展開を増幅させるつくり笑顔の主人公の二人、ヒュー・グラント47歳、一方のドリュー・バリモア32歳。二人とも、歳取ったなぁ～という印象。

それでも、エンディング近くにはそれなりの感動を得ることが出来るのは、こちらがそれ以上に歳を取ってきたということなのか。

今回映画デビューの実際の歌姫ヘイリー・ベネット。なかなかそれらしいルックスなのですが、これも若さゆえかもしれません。

そんなこんなで、まあ当たり障りのないラブコメなのは、この二人の他の作品と同様レベルと言うことで、それ以上でもそれ以下でもありません。

出演：ヒュー・グラント,ドリュー・バリモア,ブラッド・ギャレット,クリステン・ジョンソン,キャンベル・スコット,ヘイリー・ベネット

監督：マーク・ローレンス　2007年

BOSS的には・・・★★☆☆☆

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