2016.05.18

Movies

Half Past Dead 邦題:奪還 DAKKAN アルカトラズ

復活したアルカトラズ刑務所を舞台に、武装集団と戦う男の活躍を描いたアクション。921本目の映画投稿です。

自動車泥棒のサーシャ(スティーヴン・セガール)はある夜、相棒のニック(ジャ・ルール)と仕事に向かいますが、アジトをFBIに取り押さえられます。激しい銃撃戦の最中、サーシャはニックを庇って銃弾を受けてしまいます。

arukatorazu.jpeg8か月後、奇跡的に一命をとりとめたサーシャは、1963年以降閉鎖され新たにハイテク装備満載で再開されたアルカトラズ刑務所に収監されます。そこでニックと再会を喜び合うサーシャ。そこでは、金塊強盗犯レスター(ブルース・ウェイツ)の死刑執行が迫っていました。レスターは数億ドル相当の金塊を強奪しましたがその隠し場所を明らかにしないまま、死刑執行を受け入れようとしていました。

ある嵐の夜、謎の男ワン(モーリス・チェスナット)率いる武装集団「フォーティナイナーズ」が刑務所を襲撃し、判事や刑務所長などを人質にとってレスターに金塊のありかを教えるように迫ります。

プトットとしてはなかなかの発想なのですが、さすがにB級らしい不自然さもあります。が、もちろん本作はそういう重箱の角突き的な見方をするのではなく、ひたすらセガールの圧倒的なアクションを堪能する映画です。

今回は一連の「沈黙」シリーズの中でもスローモーションを多用したり、マトリクスを思い出すような(彷彿ではない)ちょっとスタイリッシュなアクションの作品に仕上がっています。

個人的にはナイス・バディな6番目の悪党「シックス」演じるニア・ピープルズを、囚人ともどもイチオシ。FBI捜査官役のクローディア・クリスチャンもまあまあいい感じでした。

バディっぽい友情もありーのといった、シリーズの中ではちょっと変わったキャスティングと出来上がりですが、あくまでも「セガール作品群」のひとつとして観たほうがかえって楽しめる作品かも知れません。

出演:スティーヴン・セガール,モーリス・チェスナット,ジャ・ルール,ニア・ピープルス,トニー・プラナ,クラウディア・クリスチャン

監督;ドン・マイケル・ポール 2002年

BOSS的には・・・★★★☆☆

もっとムービー・アーカイブスはこちら >>> 「ムービー・インデックス」

INDEX

CATEGORY

ARCHIVE