2005.08.23
「寿司はたまごに始まり、たまごで終わる・・・?」
Modern Art By Art Farmer (1958)
今日は久しぶりに一日中会社にこもっていました。午前中は財務関連を少し、そして客先提出の資料作成。午後は企画を1本仕上げて、その他調整業務。メールに電話、社内でのミーティング。8時間しっかりお仕事したなって気がします。しかし、さすがに首位をゆくチームは強い!?
さて「いい知らせと悪い知らせがありますが、どちらから聞かれますか?」会社をやっているとよくあるシーンなのですが、これって「好きなものと嫌いなものが入った幕の内弁当で、どっちを先に食べますか?」という質問と同じだといえば、ちょっと飛躍しすぎですかね?というのも、私自身はニュースは悪いほうから聞きたいし、好きなものはあとにとって置きたい性分だからです。もちろん義務を残して何かして楽しむことが出来ず、義務をこなしているうちにタイムアウトなんてことにもなるわけですが、まあいいニュースというのはいつ聞いてもいいニュースには違いなく、悪いニュースはそれに対する決断とかのタイミングを逸してしまうと、さらに状況は悪化なんてこともあるわけで、悪いニュースを聞くことも、いやなことを引き受けることも、人の上に立つ人間の宿命とあきらめ、自分をそれ好みにの人間に仕向けてゆくことのほうが肝要なんでしょうね。でも、まあ私も人の子ですので、悪いニュースは正直聞きたくないものです。明日は皆さん、いいニュースばかりを、しかも選りすぐって届けてくださいね。
デスクワークに燃えた今日のBGMは、アート・ファーマーの「モダン・アート」ファンキー一筋のハード・バッパーとは違う、ナイーブでウォームな彼の個性溢れる演奏を聴くことが出来ます。競演のベニー・ゴルソンとの知と情のバランスの取れたダイアローグは、ビル・エバンスのピアノと相まって、しっかりと聞き込めるアルバムになっています。ホレス・シルバーとのファンキー路線から離れ、半年前には「クール・ストラッティン」を録音した彼は、この後次第に「リリシズム」へと変化してゆきます。
United Artists
1991-06-18
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面白いのだから!
モード前夜のファンキー時代に咲いた月見草
メンバー構成の妙
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